女の人は映画に行きたくても行きたくない、これが食べたくても食べたくないと言うことがよくあるが
男同士だと、こういうことは滅多にない。　

男同士だと、
「お前、これ食べるか？」
「いらない。」
「じゃあ、俺が食べるぞ。」
「いいよ。」
これで終わり。

先月、奥さんとレストランで食事をしていた時、
隣のテーブルで若いお母さんと小学生の男の子が
食事をしていた。
お母さんはエビフライを、男の子はハンバーグを食べていた。
そして、こんな会話をした。
「リョウタ、お母さんのエビフライ１つあげる。」
「いらない。」
「遠慮しなくていいのよ。１つあげる。」
「いらない。」
「リョウタ、エビフライ好きでしょ？ １つあげるから、食べなさい。」
「うるさいな！いらないって言ったら、いらないんだよ！」
と言ってリョウタ君は怒った。

男の子は食べたいなら食べたいと最初から正直に答える。
逆に娘には何回も同じことを聞いてあげなくてはいけない、１回で納得すると娘は悲しがる。
１回聞いただけでは、正直に答えないからだ。
女の人に対して失礼だとは思うが、正直に言うと、
僕が女の人に対して面倒くさいと感じるのは、この
部分だ。

女の人たちが何回も同じことを言うのは、
女の人たちは男と違い周りの人たちに気を使う。
そして遠慮もあると思う。
だが、他にも理由もあると思う。
それは、彼の言ったことに納得出来ない、あるいは　
彼の言ったことに不安や疑問を感じている場合だ。

喧嘩した後、
まだ怒ってるんじゃないの？
みたいに言う女の人がいる。
男が怒ってないよ、と言っても
ホントはまだ怒ってるんでしょう？
と言う女の人がいる。

男が怒ってないよ、と言った時は
本当に怒っていない、もしくは、もう許してくれているということ。
これに対して、まだ怒ってるんじゃないの？と言うと、男はしつこい女だなぁみたいに思ってしまう。

男が言ったことに納得出来ない場合の模範解答は
あなたの言ったことは理解出来る、
でも、私はこう思う、
なぜなら、と理由を言う。
つまり、
あなたは怒ってないよ、と言ってるけれど、
私は、まだあなたは怒っていると思う。
だって、あなたは不機嫌な顔をしているから。
こう言うと、しつこい女だなぁとは思われない。
男は、そうかなぁと思ったり、やっぱりまだ頭に来てるかも、と思い、反省もするし、彼女ともう少し話しをしようとも思う。

これは男同士でも同じだが、相手が男の場合、
一旦、相手の言っていることは理解出来ると伝え、
反対意見がある場合は、その後言う。
反対意見を言った場合は、なぜそう思うのか
必ずその理由を言う。
というのが上手くやっていく１番の方法だと思う。

同じことを何回も言う人を
男はしつこいと思うだけでなく自分に自信のない人とも思う。
男女平等の社会になった。
女の人も男の言ったことに対し、まず理解を示し
その後で自分の考えを主張する。
そして、反対意見を言った場合は、相手が納得する
あるいは、自分の意見または思っていることの方が正しいと考えられる理由をきちんと説明するべきだと思う。