エッセイ : ホワイトチョコが好きな男はあまりいないと思う

僕はお酒は飲むが基本的に甘党。
特にチョコレートが大好きで、家で珈琲をブラックで飲む時はチョコレートを食べながら飲んでいる
だが、僕はホワイトチョコが嫌いだ。
僕は黒くなければチョコレートではないとも思っている。
だから僕は奥さんに、バレンタインデーのチョコは
ホワイトチョコが入っていないものを選んでもらえるようにお願いしている。

僕の知り合いのなかでホワイトチョコが好きな男は
1人しかいない。その知人は超甘党でトマトも砂糖をかけて食べる。僕も1度試してみたが、トマトが
フルーツの様な味になって意外と美味しい。

僕は時々、ホワイトチョコに存在意義はあるのだろうか?と思うことがある。
ポッキーだって黒いチョコだから美味しい。
パイの実も黒いチョコだから美味しい。
1度、コアラのマーチいちご味というのを食べたことがあるが、やはりコアラのマーチも黒いチョコが1番美味しい。
きのこの山がホワイトチョコになったら、毒キノコみたいになってしまう。
アイスクリームのピノがホワイトチョコになったら微妙な味になると思う。

ところが何故か、北海道のお土産の定番、白い恋人だけは美味しいと思う。不思議だ。
白い恋人の黒いチョコバージョンがあると知って
調べて見ると本当にあった。
黒い恋人という怪しげなネーミングかと思っていたら、白い恋人ブラックと言うそうだ。
いつか食べてみたいと思う。

昨年のバレンタインデー、仕事帰りにコンビニで
知り合いにあった。
会社でバレンタインデーのチョコを貰ったから
分けてくれると言った。
その知人はチョコレートの入った箱を開けると
そのなかにあったホワイトチョコ3つだけを取り出し僕にくれた。
僕は、ありがとうと言って貰ったが全然嬉しくなかった。
まだかなり先のことだが、女の人はバレンタインデーに彼に渡すチョコは、ホワイトチョコが入ってない物を選んだ方がいいと思う。 
喜んでくれる男は少ないし、食べてもらえないこともあると思う。








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