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2024年本屋大賞ノミネート作品

2024年本屋大賞ノミネート作品発表!読書界の注目を集める
今年もまた、日本の読書愛好家たちが待ちに待った瞬間がやってきた。2024年の本屋大賞ノミネート作品が発表され、文学界に新たな風が吹き始めた。

 この賞は、毎年一般書店員が選出する「最も読みたい本」という視点から、その年に発表された出版物の中から選ばれるものである。今年のノミネート作品には、幅広いジャンルから選りすぐりの作品がラインナップされ、読書愛好家たちの関心を一身に集めている。

 待望のノミネート作品リストが公表された直後から、ソーシャルメディア上や書店の店頭、読書サークルなどで熱い議論が巻き起こっている。さて、今年の候補作品はどのようなものが選ばれたのか、その中からいくつかをピックアップし、注目すべきポイントを探っていこう。

『黄色い家』 川上未映子(著)中央公論新社

『黄色い家』 川上未映子(著)中央公論新社

2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。
60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。
長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。
まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。
善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!

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物語がものすごくリアル何を選択にして何を切り捨てないといけないのか?その選択は果たして正しかったのか?

オーディブルでは無料で今は台の作品を読むことができるのでこの機会を逃さないように

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『君が手にするはずだった黄金について』小川哲(著)新潮社

『君が手にするはずだった黄金について』小川哲(著)新潮社

才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いや、噓を物語にする「僕」は、彼らと一体何が違うというのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!

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青春小説のような心躍らせられ、胸キュンの場面もあるところがおすすめです。読破後に余韻が残るような作品。

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『水車小屋のネネ』津村記久子(著)毎日新聞出版

『水車小屋のネネ』津村記久子(著)毎日新聞出版

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●第59回「谷崎潤一郎賞」受賞!
●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位!
●「キノベス!2024」第3位!
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誰かに親切にしなきゃ、
人生は長く退屈なものですよ

18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉
ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――
助け合い支え合う人々の
40年を描く長編小説
毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!

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『スピノザの診察室』夏川草介(著)水鈴社

『スピノザの診察室』夏川草介(著)水鈴社

現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。
380万部のベストセラー『神様のカルテ』を凌駕する、新たな傑作の誕生!
その医師は、最期に希望の灯りをともす

【あらすじ】雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。

●著者より 読者の皆さまへメッセージ
医師になって二十年が過ぎました。
その間ずっと見つめてきた人の命の在り方を、私なりに改めて丁寧に描いたのが本作です。
医療が題材ですが「奇跡」は起きません。
腹黒い教授たちの権力闘争もないし、医者が「帰ってこい!」と絶叫しながら心臓マッサージをすることもない。
しかし、奇跡や陰謀や絶叫よりもはるかに大切なことを、書ける限り書き記しました。
今は、先の見えない苦しい時代です。
けれど苦しいからといって、怒声を上げ、拳を振り回せば道が開けるというものでもないでしょう。
少なくとも私の心に残る患者たちは、そして現場を支える心ある医師たちは、困難に対してそういう戦い方を選びませんでした。
彼らの選んだ方法はもっとシンプルなものです。
すなわち、勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、どんな時にも希望を忘れないこと。
本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。
(夏川草介)

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『存在のすべてを』塩田武士(著)朝日新聞出版

『存在のすべてを』塩田武士(著)朝日新聞出版

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。

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『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈(著)新潮社

『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈(著)新潮社

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」
各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作。

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主人公の成瀬のキャラクター性格は最高すぎて一気に読むことができる。応援したくなるリアリティ。

『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人(著)ライツ社

『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人(著)ライツ社

本屋大賞ノミネート作家が書いた、9才から大人まで楽しめる本格ミステリ!  
あの知念 実希人が本気で書いたシリーズがついに創刊!
考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる! 
「人生初の伏線回収」を子どもたちへ! 
 
「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人   
依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。 
子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指しました。 
殺人事件はない。でもトリックは本格的。 
安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。 
漢字にはすべて、フリガナつきです。 

(あらすじ) 
夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために? 
4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す! 
「ぼくは読者に挑戦する」 
名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー? 

(もくじ) 
1 ミステリトリオ参上 
2 ひみつきちの三人 
3 お祭りの夜 
4 夜のおじぞうさん 
5 だれが金魚をはなしたか? 
6 名探偵の名推理 
 
挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん 
シリーズとして、2023年冬に第2巻、2024年春に第3巻を刊行予定。 
第2巻は「雪のミステリーサークル」です。お楽しみに! 

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『リカバリー・カバヒコ』青山美智子(著)光文社

『リカバリー・カバヒコ』青山美智子(著)光文社

新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

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心の浄化作品。登場人物に共感することができ自然と優しい気持ちになる。

『レーエンデ国物語』多崎礼(著)講談社

『レーエンデ国物語』多崎礼(著)講談社

毛布にくるまって読みふけった
あの頃のあなたへ――
家を抜け出して、少女は銀霧が舞う森へと旅に出た。
こんなファンタジーを待っていた!
ーーー
異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。

母を失った領主の娘・ユリアは、結婚と淑やかさのみを求める親族から逃げ出すように冒険の旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。

空を舞う泡虫、琥珀色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。ユリアはレーエンデに魅了され、森の民と暮らし始める。はじめての友達をつくり、はじめて仕事をし、はじめての恋を経て、親族の駒でしかなかった少女は、やがて帰るべき場所を得た。

時を同じくして、建国の始祖の予言書が争乱を引き起こす。レーエンデを守るため、ユリアは帝国の存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れる。

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〇過去の名作をピックアップ

『汝、星のごとく』 凪良ゆう(著) - 講談社

この小説は風光明媚な瀬戸内の島で育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきたの物語です。切なさと美しさが共鳴する作品です。 

登場人物の場面場面の心情がとても鮮やかに描かれていて感情移入しやすく読みやすい作品になっています。

また、書かれていない心情を想像することが楽しく、2周することは必至の作品です。

この作品を読んだ方はシリーズ最新作『汝、星のごとく』続編が発売されているのでお見逃しなく‼️
『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語になっています。

『光のとこにいてね』 一穂ミチ(著) - 文藝春秋

この作品は、人々の絆と人生の意味について考えさせられる感動的な物語です。一穂ミチの繊細な筆致が魅力です。
ーひとことあらすじー
古びた団地でたった一人の女性と出会った主人公の物語。
彼女と主人公は生活環境や世界観が異なっていましたが、彼女の笑顔が主人公を喜ばせ、彼女の涙が主人公を悲しくさせることがわかりました。
主人公は彼女に惹かれ、彼女がいることで現実の残酷さも受け入れることができるようになりました。
しかし、彼らの間には永遠の幸せはなく、運命に引き裂かれることを予感しながらも、彼女との短い幸福を祈る主人公の心情が描かれています。
その愛に惑う二人の四半世紀にわたる物語が展開されます。

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