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『もったいない』を手放す

もったいない、もったいない

祖母も母も
「もったいない」という言葉をよく口にします。
「もったいない」悪い言葉でも、悪い概念でもないです。
そしてそこが問題でもあります。

もったいないと言ってしまいこんだり
惜しみなく使うべきものなのに
使えなかったりしていませんか?

母と祖母も
プレゼントをしまい込む癖があります。
今はきれいな色やデザインのふきんを良く見ますよね。
日常的に目にするものが美しいと気分が晴れます。
なので母にプレゼントしたんですけど
なかなか使ってくれません。
「ここぞ!」という時におろすそうなんですけど・・・
その「ここぞ!」はいつ来るのやら?

私にもこの「もったいない」精神は受け継がれてしまっていて(笑)
先ほどの母のように、以前の私も美しいものを日常使いするなんて
考えられませんでした。結果、モノがたまっていくんです・・・。
ついつい消耗品をしまい込んだり、できるだけながく使えるように節約して
使ったりしていました。
そのほうがお得感がある気がしていました。

だけど!
大事にしまい込みすぎると
使う前に捨てる羽目になってしまったり💦💦
なんのこっちゃわからない事が多発していました。

消耗品、化粧品、道具は
使い惜しみするほうがもったいないんですよね。

だから正確には
「もったいない」からしまい込むのをやめる。

どんどん使う。
なくなったら補充する。
「なくなる」が嫌というか不安な気持ちになる原因
だったのかもしれません。
使ったらなくなるのは当たり前のことなのに
すぐに消費してしまうのは
「贅沢」な気がしていました。
そして「贅沢」はしてはいけない事だと思い込んでいました。

「もったいない」は贅沢はしてはいけない事
にもつながっていたんですね・・・。
連想ゲームみたいにまだまだ続いていきますが
それはまた違う機会に。

母と祖母の使う
「もったいない、もったいない」と
私が感じる「もったいない」には隔たりがあるかもしれません。

今手放すのは私の「もったいない」なので問題ありません。
「もったいない」
を手放すことで、
モノをため込まなくなりました。
消費することへの不安もなくなりました。
不安がなくなるのは大きいですね。
「もったいない」がどこにかかってくるかにも
問題点があります。
「わたし」が使うにはもったいない。
こんな風に思っているとしたら
すぐに手放してほしい。
「わたし」の価値がモノより低く設定されています。
これはしんどい。
無意識レベルでやっていることだから
余計に厄介です。
なぜ無意識レベルでやっていることと思うのか?
それは意識的に私はこれを使うに値しないなんて
思っている人はいないと思うから。

なにかを「もったいない」と感じたときに
自問してみてくださいね。



不安が多ければ多いほど
ストレスフルな日常だということだから。




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