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シェア本棚の書店の未来

直木賞作家の今村翔吾氏が4月27日に東京・神田神保町に1364棚を備えるシェア型書店を出店した。今村先生は佐賀県の書店や宮崎県に滞在して作家を育てるなどの、様々な形で書店の未来を模索する試みをされている。
書店が世の中から消えていく……厳しい時代。
そのなかで敬愛できる表現をされているチャレンジャーだ。勿論、正解はないので評価は十人十色となる。
先生のネームバリューと神保町という立地で、大手出版社や著名人が殺到していると思うので、力のない表現者には割り込む余地がないのも現実でしょうね。

千葉県館山市に出来た風六堂

名前は知っていたのだが、場所が分からず、今回の房州入りに際し事前に連絡しお伺いをさせて頂いた。こちらもボックスレンタルスタイルで、地域のコミュニティにもなっている。お隣というかお向かいでも憩いの場があり、食事や飲食のたまり場的に活気付いている。

入り口の案内も個性的!

ものの見方をすれば、今村先生ほどではないですが地域の書店で届かない部分をケアしているのではないかと感じられました。
館山には大きな宮沢書店もある。古書ならブックオフだってある。戦時関係古書ならば、民営の戦争関連図書館「永遠の図書室」もある。行政に頼らずとも文化の発信について、南房総でも充実している部類に属すだろう。
そのかゆい背中に届かぬ足りなさを、きっと風六堂が担っているのではあるまいか。
そう、感じた。

書棚、空きが出来たら置かせてもらおうかな……(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)”(。•ω-◞◟)オネガイシマス♡ʾ




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