記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ほんとにあった!呪いのビデオTHE MOVIE 2 レビュー

こんにちは!

今回は株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
の映画をレビューをします!

今作は前作と違っていくつかの投稿映像が紹介されていくそうです。

そのため各映像を以下の基準でランク付けします。

非常に怖い…Sランク
怖い   …Aランク
普通   …Bランク
怖くない …Cランク

前作のTHE MOVIEは微妙な作品だったので、今作は何とか頑張って欲しいところです。

[携帯電話] Cランク

投稿者(町田)が友人2人と旅行に行った時に、携帯電話で撮られた映像です。
滝を訪れ、友人達とはしゃいでいると、滝の中に人影が映ります。

この映像を確認した後、町田の携帯に非通知の電話がかかってきたそうです。

電話に出ると、FAXのような音の後に、男性のうめき声が聞こえ、すぐに切れてしまったそうです。

また、その後、旅行に行った友人の1人(久保田)は体調を崩してしまい、現在は連絡がつかなくなってしまったそうです。

(感想)
ジャブ程度の映像です。
かなり小さく映ってます。

[首なし] Cランク

投稿者と友人達が、「首なし地蔵」がある、心霊スポットとして有名な公園を訪れた時の映像です。
暗がりに不気味な顔が映ります。

友人の1人である女性は、この後、視界が真っ白になり倒れ、体調不良に悩まされたそうです。

(感想)
よく分かりませんでした、、💦

ここは八王子市にある「道了堂跡」ですね。
過去に2つの殺人事件が起きた場所です。
面白半分で行く場所ではないですね。

[居酒屋] Cランク

投稿者達が居酒屋で合コンをしている時の映像です。
襖に人の顔が映ります。

(感想)
これも分かりにくいなぁ。
顔、、なのかな?笑
薄すぎます。

[事故] Cランク

投稿者(豊田)と友人(石橋)が偶然目撃した事故現場を撮影した時の映像です。
2人は別々にカメラを撮影していたそうです。
豊田の映像には不審な点は見られませんでしたが、石橋の映像には不可解な音声が入っていました。

豊田はその音声が何を話しているのか聞き取れませんでしたが、後日、石橋からその音声が何を話しているのか分かったと連絡が入ったそうです。

しかし、それから石橋とは連絡が取れなくなってしまったそうです。

また、事故の目撃者によると、事故死した老父は、何かを叫びながら車に飛び込んでいったそうです。

(感想)
確かに何かを話しているような声は聞こえます。
絶対良くないことを呟いてるんだろうなぁ、、笑

[腕] Cランク

新しく買ったビデオカメラの試し撮りをしている時の映像です。
窓に、白い2本の腕が映ります。

(感想)
これも薄いなぁ。
怖くないです。

[続・事故] 取材のみ

スタッフ達のもとに、豊田から、失踪した石橋が撮影した別の映像が見つかったと連絡が入りました。

それは、石橋が事故死した老父の遺族宅を訪れた時の映像でした。

石橋が、老父の声が記録されていると、遺族に主張しますが、相手にされず追い返されてしまいます。

また、スタッフ達はこの映像に不可解な影や、映像の終わり際に何か別の映像が入っている事に気がつきました。

ちなみに、スタッフ達がこの声について何と聞こえるか100人に街頭アンケートを行った結果は下記のとおりでした。

わからない(47人)
「ウアー」などのうなり声(41人)
うしろにいくな(3人)
こんにちはー(2人)
おみず(1人)
うしのにくだ(1人)
おまえら(1人)
たすけてくれー(1人)
今晩なに食べようか(1人)
ゲロ吐きそう(1人)
ぼくはー(1人)

(感想)
アンケートが笑えました🤣
今晩なに食べようか笑
ゲロ吐きそう笑

[続・携帯電話] Cランク

スタッフ達の元に、町田から、問題の映像に映っていたもう1人の友人(山城)に異変が起きたとの連絡が入りました。

スタッフ達は山城に取材を行いました。

・夜中自宅の階段を降りている途中で、非通知の電話がかかってきた。

・電話に出ると、FAXのような音が鳴り、老人の声で「うしろにいくな」と聞こえた。

・その声に動揺し、階段から転倒し怪我をした。

スタッフ達は「事故」の調査の際に実施した街頭アンケートの結果を思い出し、電話の声と事故映像の声に何か関連があるのではないかと推測しました。

そこでスタッフ達は、町田、山城、豊田(「事故」の投稿者)を呼び出しました。

スタッフ達が、町田と山城に「事故」の音声を聞かせると、その声は電話で聞こえた声に似ているとの事でした。

また、双方の映像の撮影日時が同じ日であった事が判明しました。

ここで、町田から「事故」の映像が撮られた時刻と、ほぼ同じ時刻に見知らぬ老父から話しかけられたとの報告がありました。

老父からは
「むこうには わたしの村がつづいています たべられるには むこうのニトウにいきますから あたまはほこらにお願いします」
と意味不明な言葉を言われたそうです。

その後に滝の映像が撮影されたそうです。

そして、皆で石橋の映像を見直し、映像の終わり際に無数の人の顔が映っていることを確認しました。

ここで、石橋が撮影した映像が再度流れます。

追い返される時に玄関のドアに反射して黒い人影が映り込みます。

その姿は滝で撮られた人影とそっくりでした。

皆での話し合いが終わると、スタッフ達は町田から呼び止められました。

その内容は、あの声を「うしろにいくな」と聞き取ったものに災いが起き、もしかしたら現在連絡が取れない久保田にも例の電話が掛かってきたのではないかとの事でした。

その後、町田が久保田の自宅に電話をかけたところ、再びFAXのような音と、老父の声のようなものが聞こえてきました。

そこで、スタッフ達と町田は久保田の自宅へ直接向かう事にしました。

インターホン越しに久保田の母が対応してくれましたが、「うしろにいくな」という声に聞き覚えはないかと問いかけたところインターホンを切られてしまいました。

そして、その直後、自宅の中から久保田と思われる叫び声が聞こえ、スタッフ達は久保田への取材を中止しました。

その後、スタッフ達は念の為街頭アンケートで「うしろにいくな」と回答した3人に連絡を取りましたが、今のところ何も起きていないそうでした。

スタッフ達は今回の出来事の鍵は亡くなった老父にあると考え、町田と一緒に老父の遺族(茂野夫婦)の元へと向かいました。

そこだ、町田が老父の写真を確認すると、そこには旅行先で話しかけて来た老人が映っていました。

やはり同一人物なのでしょうか。

茂野夫婦によると、

・老父は、子供の頃に住んでいた村の幼なじみが亡くなってから認知症になった。

・「携帯電話」と「事故」の音声は、老父が生前に繰り返し話していた言葉に似ている。

・「うしろにいくな」という言葉に覚えはない。

・老父が幼い頃住んでいた村と、町田の旅行先は近くである。

・その村は現在廃村になっている。

・廃村近くに住むアマチュア郷土史家が「村の話が聞きたい」と老夫のもとを訪れ、会話を録音していた。

まさか老父の霊が、故郷の村に帰る途中に、町田と会ったとでも言うのでしょうか。

スタッフ達と町田は、郷土史家や廃村を訪れるため、町田が旅行の際に訪れたとある田舎町へと向かう事にしました。

一行は最初に、町田達が訪れた滝へと向かいました。

人影が立っていた場所にスタッフを配置し検証してみたところ、もしも投稿映像が撮られた際にそこに人が立っていたのであれば、その身長は異常な高さになる事が判明しました。

また、町田から、電話で聞こえた声が「うしろにいくな」ではなく「うしのにくだ」と自身には聞こえたと告げられました。

その後、一行は郷土史家のもとへと向かいました。

郷土史家は老父のもとに行った時の音声を録音しており、その声を聞いてみると、やはり電話や映像で聞こえた声に似ており、町田は「うしのにくだ」と聞こえるとの事でした。

ここで、町田の発言に何かを思ったのか、郷土史家が一枚の写真を持って来ました。

それは例の村が廃村になる前に撮られた写真で、そこには牛を使った儀式の様子が収められていました。

かつて、その村では、飢饉に悩む村人達が、殺した人の頭に牛の頭の皮を被せ、「これは牛の肉だ」と言って、罪悪感を軽減し食べていたとの事でした。

また、牛の頭骨を祠に祀り、その犠牲者を弔っていたそうです。

その後、町田は体調を崩し、宿に着くと、寝込んでしまいました。

「うしのにくだ」と聞き取ってしまったことで、町田に災いが降りかかったとでも言うのでしょうか。

スタッフ達が街頭インタビューで「うしのにくだ」と回答した人物に電話をしてみると、その人物の母が対応し、本人は肺炎になってしまい入院しているとの事でした。

その後、スタッフ達が宿の中で話し合いをしていると、急に町田がスタッフ達の部屋を訪れ、何かに取り憑かれたように、今すぐに廃村に行きたいとしきりに訴えました。

そこで、夜中ではありましたが、スタッフ達と町田は廃村へと向かう事にしました。

廃村には、廃屋があり、スタッフ達の静止を振り切り、町田はその奥へと進んで行きました。

そして町田は奥から大きな葛篭を持って来ました。

葛篭の中には、牛の頭骨と2本の刀入っていました。

町田は泣きながら「山の奥の祠に納めなければいけない」と話し、それらを持って祠へと向かいました。

町田に着いて行くとそこには小さな祠がありました。

なぜ町田は祠の場所が分かったのでしょうか。。

その祠に牛の頭骨と刀を納め、スタッフ達と町田は祈りを捧げました。

すると、町田の様子がもとに戻り、全ての呪いはこれで収まったかのように見えました。

後日、町田から製作委員会にメールが届きました。

そこには、体調不良であった久保田が回復したという話と、町田と久保田の映像が添付されていました。

スタッフ達は安堵しましたが、添付されていた映像を見て愕然としました。

ここで、その映像が流れます。

元気になり、はしゃいでいる町田と久保田。
そんな2人の背後に不気味な人影が映り、老父のうめき声が聞こえます。

完。

(感想)
めっちゃ長かったですけど、かなり良いエピソードでした。
最後の映像は、映像としては怖くないですけど、結局解決していなかったと考えるとめちゃ怖いです。
個人的には今まで見た長編の中で1番楽しめた作品でした。

[まとめ]

前作よりもだいぶ良かったと思います。
メインエピソードはかなり長いですが、中弛みせず、面白かったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?