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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ほんとにあった!呪いのビデオ66レビュー

こんにちは!

今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!

各映像を以下の基準でランク付けします。

非常に怖い…Sランク
怖い   …Aランク
普通   …Bランク
怖くない …Cランク

[ぎょうさん] Bランク

雑誌編集者である投稿者が、インターネットで募集した2人の女性と心霊スポットであるトンネルへ行った時の映像です。
探索中1人の人物が物音が聞こえると話し、周囲をライトで照らすと、トンネルの壁面に非常に大きな顔が浮かび上がります。

(感想)
でっかいなぁ笑
まるで恐怖の森のヨシエです!
インパクトが強く1本目に相応しい映像だと思います。

ちなみにタイトルの「ぎょうさん」とはこのトンネル一帯で言い伝えられている顔だけの妖怪の名前のようです。

[声] Cランク

投稿者と友人達が投稿者の部屋で宅飲みをしている時の映像です。
隣の部屋から女性の喘ぎ声が聞こえたため、ベランダに出て自撮り棒で隣の部屋の様子を撮影すると、首吊りしている霊が映り、窓に顔が映ります。

(感想)
怖さは控えめですが、個人的に好きな作品でした。
喘ぎ声からの首吊りって想像できませんでした。
首吊りの様子は不気味なのですが、窓に映る顔は微妙でした。

[六十六 前編] Bランク

製作委員会の元に、映像制作会社に勤める投稿者から送られてきた映像です。

投稿者の職場の先輩(城崎)が、自宅で誕生日を家族に祝われている映像ですが、城崎を映すとノイズが入り、部屋を暗くした時には、城崎の顔の周りに人の顔が映ったそうです。

投稿者に話を聞くと、城崎は2か月ほど前に失踪してしまい、この映像は城崎が失踪する1週間前に撮られた映像とのことでした。

また、城崎の妻(以下、城崎妻)に取材をすると、城崎は失踪前に、お経のような声や、人の気配がすると話していたそうで、城崎が以前勤めていた会社の経営が不安定であったという話を聞くことができました。

その後、スタッフ達は城崎が以前勤めていた会社「シネワイヅ」について調査しました。

・既に会社は倒産している。

・社長は自殺、10人ほどの従業員の内、5人が死亡したり事故に遭うなどの不幸に遭っていた。

そこで、スタッフ達は以前「シネワイヅ」に出入りしていたフリーのディレクター(大藪)に連絡を取り、取材を行うことにしました。

・社員の知人達が、山の沼近くでキャンプした時の映像に心霊現象が起き、社長がそれに興味を持ち、企画化しようとした。

・その沼にロケハンに行ったが、同じような心霊現象が起きた。

・その沼には、巡礼僧が殺されたという言い伝えがあり、社長もこの沼で自殺した。

スタッフ達がこの言い伝えを調査すると、「六部殺し」という伝承を見つけることができました。

①六部とは巡礼僧のことを示す。

②貧しい農家の主人が旅の途中の六部を泊めた。

③しかし、六部が大金を持っていることを知り、殺して金を奪い、財を成した。

④その後、その家では障害を持った子供が生まれ、その子供が六部の生まれ変わりだと噂され、家はまた没落してしまった。

ここで投稿映像が流れます。

誕生日ケーキを持ち上げる城崎をカメラが映すと、城崎の顔に激しいノイズが入ります。
また、電気を消し、ケーキのロウソクに火を灯すと、城崎の背後に4人の男性の顔が映ります。

続く、、

(感想)
お坊さんのような4人の男性の顔が映ります。
城崎をじっと見つめてるのが不気味ではありますが、そこまで怖くないです。

[残留物] Cランク

投稿者が自主制作映画作成のため、とある廃ホテルにロケハンに行った時の映像です。
部屋の中に掛けられていた赤い服の袖口に、髪の毛と腕が映ります。

(感想)
分かりにくい映像です。
分かっても怖くなかったですけど笑

[パチンコ] Cランク

侵入者防止のために、廃墟のパチンコ屋に設置された監視カメラの映像です。
巡回する警備員の背後に、首のない赤ん坊を抱いた女性の姿が映り込みます。

(感想)
こんなところを巡回する警備員凄いです💦
自分なら怖すぎて出来ないかも、、
映像自体は上記の事象が発生しますが、あまり怖くないです。

[樹海] Bランク

投稿者が夜中に自殺の名所である、青木ヶ原樹海を訪れた時の映像です。
投稿者が何かに躓き転ぶと、その足元に女性の顔が映ります。

(感想)
目が大きく、ぎょろぎょろ動いていて怖い顔です。
映るのが一瞬なのがもったいないです。

[六十六 後編] Bランク

スタッフ達は「シネワイヅ」が入居していた、ビルのオーナーに連絡を取り、会社跡に残されていた資料やビデオテープを入手しました。

資料を調べると、ロケハン先の沼の場所を特定する事ができ、さらに、その沼周辺でも「六部殺し」と似たような伝承がある事が判明しました。

スタッフ達は問題の沼に向かい、調査を行いましたが、スタッフ達の何名かに些かの異常が起きただけで、大きな心霊現象は起きませんでした。

その後、製作委員会に、「社長は、社員の集団退職による裏切りによって精神を病み自殺した」との匿名の告発文が届きました。

社長が問題の沼で自殺したことで、この土地に残る六部の強い念が城崎さん達に向けらてしまったのでしょうか?

ここで、社長が企画化しようとした、社員の知人のキャンプ映像が流れます。

立ちションをする男性の前に、沼から僧侶のような複数の人影が現れます。

(感想)
社長の自殺と「六部殺し」の言い伝えを無理矢理こじつけた感がすごく、いまいちなストーリーでした。

あと問題の沼は、沼というほど大きなものではなく、大きな水溜りレベルです。

複数対の僧侶はそれなりに不気味で怖かったです。

[まとめ]

Aランク以上が1つも無い控えめな巻でした。
おすすめできるのは、「ぎょうさん」くらいです。

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