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学生の頃の自分。

 YouTubeでは最近、なーすけさんときんにくんに助けられた。
 最近、心が痛み、体作りに精が出ないことが続いた。そんな自分に「自分を責めずに、自分のペースでやっていこう」とあたたかい声をかけてくれた。周りから見たら、そんな生ぬるい考えとかもっとストイックになれよ、とか思われるかもしれないけど、今の自分にはそのやり方が合っていると思った。
 さらにはそう言った人たちの考え方は自分に合わなければ排除していいとも思った。

 この考え方は、何事にも応用できる。
 しかし、大学という小さな社会は残酷だ。結局のところ上下関係が存在する。
 いや、どこの社会でも上下関係は存在するのか。
 人の目なんて気にするな、人からの評価は気にしなくていい。そう言った自己啓発本を読んだが、それを活用できるのは一部のほんの一握りの人たちだけなのではないかと思う。
評価される側の人間はそんな甘い言葉は通用しないのかもしれない。

 人からの評価ってなんのためにあるんだ。
 自分の人生は自分が主人公。やりたいようにやれ。

 誰がこんな言葉を作り出したのだろう。
 暴力的な発言が刃として胸に刺さるなら、この言葉は迫り来る天井といったところか。
 よし、自分の思うようにやりたいことをやろう!と思ったところで、大人たちの、周りの評価を聞かずして行動することはできない。
その評価は時に「できないでしょ」「そんなことしてないで」などと僕たちの頭上から徐々に迫ってくる。
 そして最終的には押し潰され身動きすら取れない。そしてひとつの若い芽が摘まれる。
 若者は日本の未来だとか、何を言ってるんだ。矛盾ばっかりじゃないか。年老いた古い考え方で、自分たちを押さえつけるな。僕の人生に土足で上がるな。常に時代は、僕は進化している。変化している。昔はこうだったんだ。昔は良かったよね。
 だからなんだ。
 今を生きているのに昔の話?

 そんな風に感じてしまう世の中に、人生に、自分に、生きやすいところなんてあるのかな。

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