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業界が抱える課題を解消!脱着できるWi-Fiアクセスポイント「PWINS」のご紹介

こんにちは。ギガプライズです。

ギガプライズは、集合住宅向けISPサービスにおいて、業界の課題解消を目的に開発したソリューションを提供しています。
今回は、その一つである「PWINS(ピーウィンズ)」をご紹介します。


脱着式にすることで、様々なメリットが

PWINSは、ギガプライズとディーリンクジャパン株式会社が共同開発したWi-Fiアクセスポイントです。

Wi-FiアクセスポイントとはWi-Fi電波を発している機器で、お部屋の通信環境の基地局的な役割を担っています。
PWINSの特徴はなんといっても通信を行う無線ユニットが脱着式になっていること。
通常、集合住宅に設置されているWi-Fiアクセスポイントは、機器全体が壁に埋め込まれていることが多いのですが、PWINSの場合は通信を行う無線ユニットが取り外せるようになっています。

今までにないWi-Fiアクセスポイントですが、なぜ脱着式になったのでしょうか?


PWINS誕生のきっかけ

PWINS誕生のきっかけは、集合住宅向けISP業界が抱える課題でした。
管理会社様やオーナー様が、物件価値アップを目的にインターネット接続サービスの導入を検討される際、 “将来、Wi-Fi規格の進歩や故障で機器交換が必要になった時にかかるコスト”を懸念される声を多くいただいていました。
機器を交換するにはお部屋の中の工事を行う必要があり、入居者様はもちろん、日程調整を行う管理会社様にとっても負担になります。

こうした課題を解消するために誕生したのが、脱着式のWi-Fiアクセスポイントです。

土台となる専用のDOC(ドック)だけを壁に埋め込み、通信を行う無線ユニットを取り外せるようにすることで、機器交換が簡単にできるようになりました。
無線ユニットは、郵送などで入居者様のお手元に届ければご自身で交換でき、お部屋内の工事が不要になります。
※PWINS導入時は工事が必要となります。

同時に、無線ユニットを壁の外に出すことで、従来の壁埋込式Wi-Fiアクセスポイントと比べて、より安定したWi-Fi通信環境も実現しました。

このように、①保守性の改善②電波強度の向上と、業界が抱える課題を解消するWi-Fiアクセスポイントが「PWINS」なのです。

開発者は当時、「壁埋込型のWi-Fiアクセスポイントは、壁とフラットであるもの」という固定概念が強く、壁の外に出す形は思いつかなかった、とのこと。
ただ、「入居者様が掴みやすく、外しやすい方法」を考え抜いたときに、今の形にたどり着いたそうです。


Wi-Fi6対応のPWINSが登場!

2020年の販売開始以降、多くのハウスメーカー様や管理会社様に採用いただいているPWINSですが、今年4月に2世代目となるWi-Fi6対応のPWINSが販売開始となりました。

Wi-Fi6とは、第6世代となる最新のWi-Fi規格で、従来規格のWi-Fi5と比べて通信速度が向上するのはもちろん、高い安定性が特徴です。
Wi-Fi6対応PWINSも、Wi-Fi5規格である初代PWINSと比べて、2つの特徴があります。

  1. 最大転送速度1775Mbps
    最大転送速度が5GHz/1201Mbpsと2.4GHz/574Mbps、同時通信で最大1775Mbps(理論値)に。

  2. 安定したインターネット接続が可能
    ・性質が異なる5GHzと2.4GHzの2つの周波数帯に対応。
     利用環境や電波状況に応じてつなぎ方を変えることで安定性が向上
    ・「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」の技術を採用。
     スマートフォンやパソコン、IoT機器などの複数端末を
     同時接続しても、安定した接続が可能

初代PWINSと比べてサイズはやや大きめですが、お部屋に馴染む色合いとなめらかな曲線のデザインとなっています。


PWINSにご興味があるハウスメーカー様や管理会社様、オーナー様は、ぜひフォームよりお問い合わせください。

ギガプライズはこれからも、ハウスメーカー様や管理会社様、オーナー様が抱える課題やニーズにお応えできるよう、テクノロジーを活かした新たなサービスの開発を行い、物件の付加価値向上をサポートしていきます。

(この記事は2023年4月時点の内容です)

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