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「ピノコと暮らす」気まぐれ日記2023.8.7(月)

朝昼絶食し、MRI検査。
かかりつけのクリニックには設備がないので、微妙に遠い場所にある施設にMRIだけ受けに行く。絶食で暑い中を歩いて倒れてはいけないので、往路はタクシーを予約しておいた。高くついたけれど、あまり丈夫ではないので転ばぬ先の杖代である。
MRIの機械に入ったら、機械音がうるさいことは去年入ったので知っていたが、持病の薬を減らしてから聴覚過敏になっているのを忘れていた。めっちゃうるさくて、最近細くなっているメンタルががりがり削られる。検査技師?の人が「音楽流してますから〜」と言っていたのだが、遠くで小さく聞こえるだけで、全然役に立っていなかった。30分ぐらい入っていたので終わった時はだいぶヨレヨレの自分になっていた。
軽く診察を受けて、終了。疲れた。施設を出て、少し歩いて近くの中華料理屋さんでがっつりチャーハンと餃子を食べた。おいしかった。そこから帰りは徒歩と電車で帰宅。1時間以上かかった。へろへろ。

今日の検査結果は一週間後にかかりつけのクリニックに送られるらしいが、クリニックはお盆休みに入ってしまうので、結果を聞きに行けるのは再来週だ。長い。でもその間暗い気持ちで待っていても仕方ないので、明るくいようと思う。夫のお盆休み中は美術館に行ったり、園芸をしたりして楽しく過ごそう。
お腹の腫瘍?は、もしかしたら中に私の卵子が勝手に分裂してできた髪の毛とか歯とかが入っているかもしれない、とある人に話したら、ブラックジャックのピノコみたいでなんだか悪いものに思えないですね、と言っていて、それを聞いたら腫瘍?も悪い子ではないのかもしれないと思った。(ピノコは、双子の姉妹の体内に体のパーツがバラバラの状態で入っていたのを先生が組み立てて、ピノコになったのである。)以来、お腹の中の腫瘍?をピノコと呼んでいる。たとえ普通の腫瘍だったとしてもピノコと呼ぼう。ピノコと共生するか手術するかはわからないけれど、もうしばらくは彼女との暮らしが続く。よろしくね、と時折お腹を撫でながら一人つぶやいている。

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