これはTweetでは書ききれない「心の応援」メッセージを文章にしたものです。
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無題003
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「本気で好きになれたから良かったなんて思わなくていいよ」

彼女は、私を見透かすように言った。

出会わなければよかった…
仲良くならなければよかった…
好きにならなければよかった…
私の独り言、愚痴、つぶやきを一通り聞いて、彼女は言った。

「どこまで“無ければ”よかったと思う？」

私は答えられない。

「何も“無ければ”よかったって思ってもいいんだよ」

何も“無ければ”？ 私は頭の中で繰り返す。

「今はどう忘れたいと思ったって忘れられないから。
　何も“無ければ”よかったって思っても忘れられないよ。
　だから、全部覚えておきなよ。
　全部覚えようとするとさ、
　逆に不思議と少しずつ忘れていくもんだよ」