監理団体のぶっちゃけ話
こんにちは!クチン先生です。
ついこの間まで暑かったのに、急に寒くなりましたね!
台風の影響でしょうか・・・。
しかし私はこの9月10月が1年で一番好きな季節です。
スタバやタリーズなどのお芋やかぼちゃ、栗フレーバーを飲む、食べる楽しみや、fudgeの秋冬ファッションを見る、着る楽しみ・・・
そんなワクワクな気持ちがあるので、仕事も頑張れるのだと思います。(笑)
監理団体って?
今日のトピックは監理団体についてです。
技能実習生を受け入れるのには、2つパターンがあります。
1つは、企業様がご自身で受け入れる「企業単独型」
2つめは、企業様が監理団体を通して実習生を受け入れる「監理団体型」
監理団体を通すと、実習生の面接~2号終了までサポートをしてくれるメリットがあります。
どうして監理団体を通した方がいいの?
海外から人を呼ぶのは、かなり大変です。
日本人であればハロワや転職エージェントに登録して、面接、合格したら働く・・・の流れになりますよね。
実習生はもっと複雑で、実際に入国してもらうのにかかる期間はなんと「6か月」ほどかかるんです!
専門用語ばかりの難しい書類を実際の業務をしながら作成するのは難しいですよね。
そのために監理団体が書類を作成したり、なるべく企業様の負担を軽減できるようにサポートしています。
人には得意なこと、苦手なことがあるので、多少費用はかかったとしても書類作成のプロである監理団体へ任せちゃった方が楽なんです。
監理団体職員の本音
さんざん監理団体を通した方が楽と書きましたが、監理団体職員の方はかなり大変です(笑)
まず、この業界に入る方は未経験者の方が多いです。
私も新卒→医療事務→監理団体へ就職したので、この業界の知識はゼロでした。
入社してまず難関なのが、こちら↓
「実習生と企業の雇用契約書を作成する」
まずここで詰むわけです。
雇用契約書を作成するには、ある程度の労働法の知識が必要になってきます。
よくあるパターンが、「残業してるよ~」と言われて雇用契約書の「所定外労働時間」にチェックをいれます。
そして後々外国人技能実習機構に言われるわけです。
「36協定の控えを見せてください」
・・・36協定ってなに?
労働法の知識がないと、「所定労働時間をする=36協定の締結と届出が必要」まで考えられないですよね。
OJTで教えればいいじゃん!と思われるかもしれませんが、人手不足の業界ですから、教えてくれる方がいるとは限らないわけです。
自分ひとりでやるのにも、限界があります。それでまた辞めていく・・・負の連鎖ですよね。
遅いと実習生が離れていく
監理団体に申請担当の事務さんが常駐しないと何が起こるのか。
それは実習生がスムーズに次の在留資格に進めないことを意味します(良くて待機期間、悪くてオーバーステイ)
在留資格の手続きはあくまで書類ベースなので、申請が遅れれば遅れるほど、実習生は次の在留資格に移行することができなくなります。
そうすると、企業さんの信頼度低下や、実習生が実習を続けてくれなくなります。
困っている事務さんの力になりたい
何からしたらいいかわからない、書類の作成の仕方がわからない・・・
不安に思っている事務さんは大勢いらっしゃると思います。
そんな困っているかたの相談にものっていきたいと思っています。
力になれるように、少しずつ頑張っていきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?