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【色の魔術師】と呼ばれた高田賢三

ケンゾーが好きだった花は芍薬。
図録の表紙にもなっています。

芍薬は「立てばシャクヤク、座れば
ボタン、歩く姿は百合の花」といわれる
ように、高貴で豪華でエレガントな花。

昨日6/21に訪れた「高田賢三回顧展」
は、服飾博物館1,2階で開催中です。

さほど広くない会場なので、2,3周して
観ました。
改めて驚いたことですが、沢山の色、
模様が使われているにも関わらず部分的
に目立ち過ぎることなく ちゃんとバラン
スが取れている。

これはホントにすごいことです❗️
多色で柄同士の組み合わせは、大阪のお
ばちゃん的にハデさが際立ちそうだが、
そうはなってない。

ウェディングドレスのコーナーがあった。
通常なら真っ白なドレスが多いはずだが、
生成りカラーで全て作成されていた。
式後にも街へ出て行くことも可能では、
と思える服たちだった。

シックなものや単色使いの服もあって、
着てみたいと思うブラウスパンツスーツ
があった。
下の画像は、高田賢三が1960年に
「装苑賞」を受賞した作品。
ファッション界の登竜門と言われる賞で、
21歳で受賞。

オフホワイトとターコイズの配色で
上着丈が絶妙。
幅広のベルトを見せて重心が上にくるようにして、スタイルを良く見せている。

1,2階の展示室の入り口には、ジョージ・
ネルソンのマシュマロソファが置いてあ
りました。
イタリア製本革で、サークルの連続が可
愛く部屋の雰囲気を柔らかくしてくれて
いました。

(画像はHPよりお借りしました)


帰りに1920代ファッションの絵はがき購入。
この時代は、ローウエストが主流のよう。
素敵です♪

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