発達支援事業所 ひらそるの芽

2020年4月より『発達支援事業所 ひらそるの芽』をオープンしました! 児童発達支援、…

発達支援事業所 ひらそるの芽

2020年4月より『発達支援事業所 ひらそるの芽』をオープンしました! 児童発達支援、保育所等訪問支援を実施しています。 お気軽にお越しください!! 住所:福岡県大牟田市明治町2丁目4 TEL:0944-85-7272 Mail:girasolomuta@outlook.jp

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代表者挨拶

「発達支援事業所 ひらそるの芽」を開所させていただきました、代表の叶真史といいます。 今回開所させていただいた最大の目的は、私の息子のような人たち、その家族が生きやすい社会を作っていくことです。 私の息子は重度の知的障害を伴う自閉症です。日々の生活では楽しさもありますが、生きにくさ、苦しさ、困難さも多く経験しています。 しかし、この地域にはたくさんの足りないものがあり、すぐに解決は難しい状況です。 療育の場、保護者の支援、一緒に過ごすための場所、学びの場所などの足りな

    • 成長と問題行動

      ひらそるは元気にやっています(笑) さて、表題の記事だが児童の療育を行っていると感じる事だが、成長する事、問題行動が減る事というのは必ず一致しない。 支援の初期特にコミュニケーションが取れだした時期というのは、子供の自我や意思が出る事がとても重要なので、一般的に見ると甘やかしているように見えたり、楽しく過ごしているだけに見えたりすることがある。 その結果、良い事、悪い事問わず自分の意思を強く要求することがよくある。 この際のアセスメントについて、専門家や幼稚園、保育園

      • 会心の支援

        先日、「とても支援がうまくいった!!」という瞬間があった。 とても感覚的なもので、言語化する事は難しいが、言語化するとするなら、、、 ①あまり余計な事をしゃべり過ぎず、 ②適切なタイミングで強化し、 ③本人の理解度に合わせた表出(視覚・単語・二語文等)を行い、 ④今本人の学習状況に合った内容を教え、 ⑤難しい場合はその場で難易度調整を行う。 といった内容になるだろうか。 少し話が変わるが作業療法士として一般の病院で働いていた時、マヒの方などに対してもこの「とても支援が

        • 続新規職員募集について

          先日より職員募集をさせて頂いており、「発達支援事業所 ひらそるの芽」については保育士を1名はすでに採用しており、4月よりもう1名採用の方向で話が進んでいる。 まだ決定ではないので、確実になった時点で公表させていただきたい。 広報等して頂いた皆様、本当にありがとうございました。 続いて、放課後等デイサービスの「発達支援事業所 ひらそるのいろ」が開所後1年が経過し、今後人員の増員を検討している。 利用開始より退職者も出ず、今のところ安定して運営してもらっている。 個人的

          最近の「発達支援事業所 ひらそるの芽」での研修事情について

          以前からひらそるでは研修に力を入れている。 しかし、最近全体的に新しい研修をあまり受けていない。 理由は一つ。長崎大学の研修だ。 40時間の研修が10人。 全部で400時間のため、なかなか進まない。 休日なども勤務扱いにして自宅での受講も可能にはしているが、みんな家庭の事もあるため、無理は難しい。 来年度からは少し人数制限をしないと。。。笑 今年度はTEACCHを2名受けたが、来年度に向けて、PECS、ESDM、TEACCHを受ける人を増やせたらと思う。 本音

          最近の「発達支援事業所 ひらそるの芽」での研修事情について

          合同会社ひらそる大牟田 職員募集について

          ※ご協力いただける方はシェアをお願いします♪ 事業拡大に伴い、新規職員を募集しています( ̄▽ ̄) 発達支援事業所 ひらそるの芽(1~2名) 1.言語聴覚士 or 作業療法士 or 保育士 募集内容の詳細はハローワーク求人もしくは事業所へ直接ご連絡いただけると助かります。 今回はパートタイムになりますので、扶養の範囲内で働きたい方等も大歓迎です! 専門的な研修への参加などを積極的に行っており、一緒に勉強したい方や興味のある方などのご応募をお待ちしています! 不安な

          合同会社ひらそる大牟田 職員募集について

          「好きなこと」に寄り添う

          療育において何が最も効果的だろう。 そう考えた時に最も効果がある事は、その子供の「好きなこと」に寄り添う事だと考える。 それ単独では十分な効果を得る事は難しいが、子供の意欲や自発性というモチベーション全般を考えた時に「好きなこと」に寄り添う事はとても重要な要素の一つとなる。 そもそも好きじゃない事を教えようとしても特性があるなしに関わらず、子供にとってはあまり良い思い出にはならず、「好きなこと」をいかに活用するか、いかに拡げていくかが療育者の腕の見せ所となる。 何かを

          「好きなこと」に寄り添う

          2023年度の研修について

          長崎大学 子どもの心の医療・教育センター主催 子どもの心の支援に関わる高度人材育成プログラム 発達支援事業所 ひらそるの芽 の来年度の研修の目玉は上記のプログラムだ。 約40時間のe-ラーニングの研修でAコースからCコースまである。 今回はAコース・Bコースで法人内で計13名が受講する予定だ。 以前は研修と言うと当日に現地に行ってというのが多かったが、今ではZOOMや場合によってはe-ラーニングで受講が可能で、時間にとらわれる事もかなり減ったように思う。 もちろん金額は

          定期的に逃げたくなる

          今回は発達支援事業所 ひらそるの芽の代表者ではなく、発達障がい当事者の親としての記事。 時々記載しているが、我が子(長男)は療育手帳A1(知的能力症の最重度)、自閉症、強度行動障害、睡眠障害などのある最強の10歳児だ。 先日、2日続けて早朝覚醒をしている。 1日目がAM2時~4時に起きていて、2日目がAM2時~6時くらいまで半覚醒で定期的に自分の服に手を入れるというような状況だった。 ひらそるにも睡眠障がいの子供さんが来られているが、重度系の症状がてんこ盛りの我が子で

          居宅訪問型児童発達支援事業 開設のお知らせ

          新規事業開設のお知らせ 「発達支援事業所 ひらそるの芽」では2022年11月より新規事業「居宅訪問型児童発達支援事業」を開設することが決定した。 昨日の夕方、指定申請書が届き、確定したため、来週より正式に関係各所への連絡を行っていく。 これで「発達支援事業所 ひらそるの芽」で行っている事業は以下の通り3種類となった。 1.児童発達支援事業 2.保育所等訪問支援事業 3.居宅訪問型児童発達支援事業 今回は特に3についての説明をして、必要としている方に届くようにした

          居宅訪問型児童発達支援事業 開設のお知らせ

          海外での生活について

          ※めちゃくちゃ長文なので、見るとしてもフワッと見てみてください(笑) 今回は別視点から障がいについて考えてみる。 ちなみに海外で福祉の先進国といえば、アメリカなどの欧米型とデンマークなどの北欧型がある。 今回の話はそんな先進国ではなく、途上国での話し。 私は過去の記事にもあるように10年ほど前に2年間南米のチリでボランティアをしていた。 チリは発展途上国は抜けたが先進国とまでは言えないというような状況。 住んでいた場所はチリの中でも特に田舎のため、家は土壁で長屋も

          人生初のバリカン体験

          我が家の自閉スペクトラム症(ASD)の長男が初めてバリカンを体験した。 我が家の息子は感覚過敏があり、髪を切るのは昔は本当に大変だった。 虐待を疑われるレベルの叫び声を挙げられ、いつ頭を動かすか分からない恐怖と闘いながら髪を切ってきた。 しかし、年齢を重ね、髪を切るごとに褒め、髪を切るたびにご褒美をあげるというたくさんの実績を重ね、彼は以前に比べ安定して髪を切ることができるようになってきた。 そのため、兼ねてからの希望であるバリカンを購入した。 先日、妻が練習を重ね

          謎の現象

          発達支援事業所 ひらそるの芽はグーグルマイビジネスに入っており、時々画像のように数字のチェックを行っている。 しかし、最近バズっているのか何なのか分からないが閲覧数がかなり増えてきている。 上を見る感じ、グーグルマップから調べてきている人が多いとの事らしい。 まあ、検索も一日平均10件ほどもあると考えるとすごいのだが、マップ検索は一日平均280件以上あると考えると全然意味がよく分からない。。。 1日5件くらいなら職員が調べていそうではあるが。 AIさんが定期的に訪れ

          TEACCH7連続基礎講座

          先日より、TEACCH7連続基礎講座を3名の職員が受講しており、自分もその3名の中に入っている。 ちなみに、昨日がその2日目だった。 TEACCHを知らない方のために、TEACCHとは自閉スペクトラム症(以下ASD)当事者のために包括的な支援を行う、世界的にも有名なプログラムの一つ。 日本の強度行動障害の研修もこのTEACCHの考え方とABAの考え方が基本となっている。 特に構造化(TEACCHではStructured TEACCHingと呼ぶ)ではプログラムが構築さ

          2023年度利用希望児童について

          現在、ひらそるの芽の児童発達支援事業の利用希望児童は待機が多く、しばらく待ちがある状況だ。 しかし、2023年度は卒園される児童の数が多く、2023年度の4月からはかなりの空きができる事が予想される。 現状では新規児童さんは週1回の利用でお願いしているが、この4月のタイミングであれば、週2回や3回のご案内も可能かと思う。 もちろんまだかなり先の話しにはなるので、悩んでいる方や探されている方は見学や相談なども随時受け付けているので、来てもらえるととても嬉しいです。 代表

          2023年度利用希望児童について

          発達支援事業所 ひらそるの芽 新規資格・研修等一覧

          発達支援事業所 ひらそるの芽が開所して2年が経った。 以前、発達支援事業所 ひらそるの芽 の資格一覧を記載したことがある。 あれから、新たに資格を取得した方、研修を受けた方、退職された方などもおり、一覧の更新をする。(2022年4月1日現在) 職員 11名で重複しているものもあるが以下の通りとなっている。 資格一覧 1.作業療法士 3名 2.言語聴覚士 1名 3.保育士 4名 4.公認心理師 1名 5.介護福祉士 2名 6.教員免許 1名 7.児童指導員任用資格 1名 8.

          発達支援事業所 ひらそるの芽 新規資格・研修等一覧