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探険記 2023冬 まとめ 〜伴走してきたプロジェクトが次々と新しいステージへ〜

3月に入り少しずつ暖かくなり、春らしくなってきましたね。
冬のグラグリッドでは、冬以前から伴走してきたプロジェクトが芽を出し、その芽がどのような花をつけるのか、見守り、支えていくようなフェーズに入ったり。
これまで蓄積してきたノウハウをまとめ、社外に発信したり。

関係性をじっくり作ってきた地域の活動が、新たな人々とつながり加速していくなど、大きな変化はありませんが、様々なプロジェクトや活動が一歩踏み出したような冬となりました。

この記事では、そんな冬のグラグリッドの様々な一歩を皆様にご紹介します。

冬のお仕事(12月〜2月)

・商工会オープニングイベントでのファシリテーション
・「ワークショップのインクルーシブデザイン」研究テーマ探求活動
・大手家電メーカーの未来洞察ワークショップ
・製薬会社での患者中心によるサービス開発のプロトタイピング
・製薬会社での患者参加型コミュニティの価値検証
・小学校でのグラフィックレコーディング活用ワークショップ
・小学校での自律的な探求と、共同学習を促す授業デザイン
・相双地域における食のツーリズムワークショップ
・電力会社の共創基盤構築にむけたファシリテーション
・システム開発会社での顧客ヒアリングの実践およびガイドライン策定
・システム開発会社でのデザイン経営戦略コンサルティング


■サービス開発のプロトタイピングプロジェクトが始まりました!

夏のSeason Reportでご紹介したサービスデザインのプロジェクト
このプロジェクトで創出されたサービスアイデアを、プロトタイピングし提案していく段階まで来ることができました!

夏にご紹介した際に、組織全体の営業文化を顧客中心へマインドチェンジしていくという大きな目的がある。と記載しました。この半年の間で、この顧客中心へのマインドチャンジが進み、創出されたアイデアを中心となって取り組むぞ!と前向きな姿勢で手を上げるメンバーが現れました。

創出されたアイデアを実装まで持って行くために、初めてのプロトタイピングに挑戦するメンバーを支えながら、これからも一緒に伴走していければと思います。

プロトタイピングの様子(ストーリーボードとアプリの画面)


■サービスデザインのワークショップ祭典「Service Design Camp2024」にスポンサーとして参加しました!

サービスデザインの祭典「Service Design Camp」にて、「意味を探索するビジュアライズ実験「抽象画で意味を描こう!」」のワークショップを行いました。

このワークショップの目的は、「隠れた意味を探索する」というものでした。誰もが知っている“意味”や、辞書で定義されている“意味”ではなく、サービスデザイナーがリサーチで見つけ出しているように、「その場・そのとき・その人にとっての意味」を見つけ出すというアプローチです。

これまで培ってきたノウハウをサービスデザインに興味のある方々に共有し、一緒になってこのワークの価値を考えたり、サービスデザイナーの意味を捉え直してく時間となり、とても楽しいひとときでした。

機会があれば、今後もこのようなイベントや講演会等に参加していきたいと考えていますので、ぜひ皆様もご参加ください!

■地域のお仕事にも取り組んでいます!

埼玉県寄居町でのお仕事「月1からはじめる “二拠点 × 小商い” チャレンジプロジェクト」の様子がTURNSに掲載されました!

“二拠点居住” と “小商い” を掛け合わせて、地域で新たなチャレンジがしたい人の一歩を応援することを目的に始まったこのプロジェクトでは、全4回のワークショップを通じて、参加者の皆さまが個性豊かな関わり方を見つけていきました。

他にもこのプロジェクトでワークショップ会場となった寄居町の商工会が今年リニューアルしたということで、~寄居町の未来を想い描く~『SPARKキックオフカンファレンス』が開催されました。
このイベントでグラグリッドは、ファシリテーションやグラフィックレコーディングでの支援を行いました。こちらの様子はユーチューブからもご覧いただけます。

寄居町だけでなく、福島県の相双地域の事業者さん向けに食をテーマにした、事業連携を考えるワークショップの支援も行うなど、オフィスを構える東京から飛び出して、様々な地域でお仕事をした冬となりました。

■出張ワークショップで、全国各地を飛び回っています!

大阪、広島、徳島など、関西方面での出張ワークショップで、全国各地を飛び回っているグラグリッドメンバー。
先日は広島県にある、とある大企業で地域や部署を超えて、共創を生み出すために対話会を行いました。

それぞれが抱えている思いや、意見を聞く機会や、話す機会は限らていますよね。伺った企業でも対話会を行ったことで、お互いがどんなことを考えているのかを知ることで、まずは、つながるための第一歩を踏み出し始めました。

みなさんもお互いに顔を見ながら、対話をする機会をつくってみませんか?

■小学校での自律的な探求と、共同学習を促す授業を行いました!

以前から度々noteでもご紹介している、新宿区の柏木小学校にてプログラムデザインとして関わっている、自律的な探求と共同学習を促す授業「まなびのマルシェ

2月のはじめに「まなびのマルシェ」第三回目を開催することができました!

この学びのマルシェは、多様な生き方をしている大人たちが、自分がこれまで生きてきた中での挫折や嬉しかったことなどを子どもたちに話したり、普段やっている取り組みを一緒に体験する中で、子どもたち自身が教科書には載っていない様々な社会のことを自律的に学んでいくという会になります。

第三回目は先生方が中心となり、多様な生き方をしている大人たちと連絡を取り合ったり、チラシを作ったり…これまではなかなかこの活動の意義を先生方に共感いただけず、一緒になって作り上げていくという感覚が薄かったところもありました。しかし、回を追うごとに先生方との関係値も上昇し、どんどん良い会になってきたように感じています。

この「まなびのマルシェ」は次回の6月で一度幕を閉じ、新しい活動へと移り変わろうとしています。この活動に興味をお持ちのみなさま。参加できるのは次がラストになるかもしれません!参加お待ちしております!

■グラグリッド新企画、新年会を開催しました!

グラグリッドでは毎年、BOUNENNKAIを開催しているですが、
今年は新しい試みとして、SHINNNENKAIを開催しました!

お世話になっているパートナーの皆様や、オフィス近くに住まわれている方など、最近お会いできていなかった方々など、いつもお世話になっている方々をお招きし、書き初めや、食事、近況報告などなど、のんびりとした時間を過ごしました。

久々に炭と筆を使って今年の抱負を書きましたが、PCやノートに抱負を書くよりもなんだか気が引き締まるような気がしました。

もうすぐ春がやってきます。
グラグリッドも、メンバーひとりひとりも、ワクワクする気持ちを忘れず新しいことに挑戦し続けたいです。

川村


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