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「最高齢大統領、バイデン氏が目指すもの 」:『日経ビジネス電子版』寄稿

米国1月20日に執り行われた米国大統領就任式と、46代米国大統領となったジョー・バイデン氏のプレゼンス、それを裏付ける意志や姿勢、行動、彼が目指すものについて日経ビジネス電子版に寄稿した。

(この記事は2021年1月26日 17:07まで無料で読めます。それ以降は有料会員向けのため、冒頭のみの表示となります)

新型コロナウイルスによる、従来とは全く違うセレモニー開催スタイルを余儀なくされるのはまだしも、昨年の投開票日からこの日に至るまで、通常の次期大統領が味わくことのない苦難の日々の中、粛々と準備を進めてきたであろうこと、1月6日のホワイトハウス襲撃という暴動が起こってしまったことなどを考えると、1月20日の就任式を無事に迎えられ政権交代ができたことに心から安堵している。

4年という長きに渡り、病んでしまったアメリカをまずは癒し、そして建て直すのは並大抵のことではない。しかし、筆者はこの5日間でほっとした気持ちで過ごせている。この過去4年がどれほど心理的に苦しかったか、現在の心理状態とのギャップを明らかに感じて、改めて認識した。

色々な考えがあるだろう、それは重々承知している。しかし、この安堵感を与えてくれただけで、筆者にとってすでに一国のリーダーとしてのバイデン氏、そしてバイデン政権のスタートは花丸なのだ。


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