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転校

 子どもの見えている世界は大人が思ってる以上に狭いとつくづく感じる今日この頃。自宅、学校、習い事、公園、図書館、スーパー、近所のお店、
住み慣れた街は心地よいし、慣れた環境は気楽でもある。
旅するように暮らしたい、子どもにはできる限りいろんな世界を見せたいとあちこちに連れ回してきた。

 コロナ禍に突入した年に小学校一年生になる娘は、学校見学も叶わず、
オンラインスクールツアー、オンライン面接で、
幼稚園を卒業からの9月スタートのインターのYear1,Term3からの転校生として入学~Year 4,Term2が昨日終わった。
入学式もランドセルも経験しないのはちょっとかわいそうかなぁと思った事もあったけど、それ以上にこの3年間で経験したことは貴重で、
はっきりと国際カリキュラムの教育の道にのった事を実感。
本当にここまでよく頑張ってきた。

 9歳の壁をひしひしと感じた1年、子どもたちの個性が花開き、そし授業にどんどんついていけない子が続出。入学基準は他のインターと比較すると確かにゆるいけれど、Year3からケンブリッジ本部からのテストが始まり、
英語もアカデミックのレベルもぐっと上がっていく。
我が娘はやっと自分で学習する習慣がついて、逆に学校の授業に物足りなさを感じていたのは明らかで、知的好奇心を満たすために親としても試行錯誤をしてきた。暗記やドリル学習ではない、ケンブリッジカリキュラムをどう深く学ぶことができるか、インプットよりアウトプットの質、それを伸ばす教材や塾がなかなかみつからない。子どもと一緒に課題を掘り下げて考えてくれるインター卒か国際部に通う大学生のチューターを募集中。

 この半年悩みに悩んだ末にあちこち学校を見学に行き、とりあえず書類を提出し受験、合格。あっという間に転校が決まり、
9月まではウエイティングリストのお話だったはずが、
急に「4月から開きました~」とのメールが来た先週。学校のドアをたたき始めてから1か月もしないで扉が開いて、嬉しい気持ちよりも心と体がついていけないのが本音。
東京の反対側にある新学校、新居探しを急いで探して、遅くともGW明けからはスタートを切りたいもの。

 今年は9月の新年度に向けて国内外のインターがあちこちでフェアを開催しているのでいくつか訪れた中のひとつ。マレーシアの英国系ボーディングスクールのマルボーロの校長先生とアドミチームが来日。
会場は日比谷のペニンシュラホテル、ワイングラスにカナッペ等を頂きながら、校長先生とお話、スライドを見るとっても優雅な時間。
英国式全寮制のボーディングスクールはyear 9=中学生からが基本の中、
訪れていたご家庭は保育園か幼稚園のお子様連れが多かった印象。

 初夏までには我が家の状況ももう少し落ち着いていて、今年の夏はまた旅行に行けるかな…
 この数年自宅で過ごす時間が長く何かとため込んでしまった物を断捨離、コンフォートゾーンを抜け出す、子どもの成長に寄り添いながら、私も親としても一人の人としても成長し続けたい。私自身の次の目標も明確にしたい。

 学校も春休みに入り時間も貴重、暖かくなってきたのでまた朝5時起き生活を開始、受験勉強も仕事も朝派、子が生まれてからは特に大事なことは朝のうち~



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