地味な仕事。
泥臭い仕事。
誰でもできる仕事。
当たり前の仕事。

こういう仕事が大切なんです。

この仕事を嫌がる人、避ける人は
よほどの天才を除けば
だいたいモノになりません。

なぜか一部の天才の真似をする人が多いですが、
案の定、その天才のようにはなりません。

普通の人は
普通に地道に愚直に積み重ねるしかないんです。

ずっとこういう仕事をするのが「嫌」なら
今、シャカリキにこなしておくべきですね。

スピードと正確性を磨くということです。
これはポータブルスキルになりますし。

通過点にするか、
ずっとこういう仕事に追い掛けられるか、
完全に自分次第です。

マスターして乗り越えなきゃいけません。

つまらない仕事程
キャリア上で必要不可欠なスキルと
人としての幅を広げる経験を高めることができるのです。

今やらないと
後でやるはめになる。
それだけです。

また見てる人はよく見てるものです。
評価は地味なところが肝心です。

チェスタートンは…

解決策がわからないのではない。
問題がわかってないのだ。

こう述べていました。
ホンコレだと思います。

「問題」さえ適切に把握できれば
解決法はいくらでも出てきます。

でも「問題」を掴むには
科学的にも哲学的にも
相当の知識とノウハウ、
そして長年の経験がないと
なかなか気づけないものなんですよね。

どれが当たり前の仕事なのか？
どの仕事をこなしておくべきなのか？
今、何が問題なのか？

わかるまでは
何でもやっておくことです。

つまらない言い訳をしてやらなかった自分には
つまらないキャリアが待ち受けています。

フロイトは…

大人になるということは
あいまいさを受け入れる能力を持つということである。

こう言い遺しています。

いくら大人になったって
それなりの経験値を積み重ねたって
世の中はわからないことだらけですし、
キャリアや人生のように
未来は誰にも見えないんです。

それを無理にわかろうとしたり、
わかってないのにわかった気になったり、
わかったフリをするから
私たちは「失敗」をしでかすのです。

視野があまりにも狭くて
自己中心的で自分勝手で独善的で、
偽情報に騙されて、
聞く耳を持てなくて
頑なな姿勢で周囲に疎まれて、
あまりにも頑固な強欲ジジイじゃ
自分も損ですし、周囲にも迷惑を掛けます。

地味な仕事。
泥臭い仕事。
誰でもできる仕事。
当たり前の仕事。

こういう原点に戻り、
何が問題なのかを把握するために
あいまいさと上手に付き合うのがいいですね。

わからなくても
わからないなりに
何かをしていくのが
キャリアであり、人生です。

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