興味があるからやるというよりは、
やるから興味がでる場合がどうも多いようである。

寺田寅彦の言葉です。

ホントその通りだと思うんです。
興味が持てないからやらな～いとか、
興味がないんで結構で～すとか、
別にいいんですけど…
大人は自己責任ですから全然いいんですけど
ちょっともったいないなあと思います。

やらねばわからないことは多いですし、
やらねば永遠に知ることができないわけで
キャリア的にも向上しません。

次に繋がらないのですね。

子供の頃は
親や学校の先生が、
これをしなさい、これはしてはいけませんと
イチイチ指示、指導してくれるわけですけど、
大人は誰も何も言ってくれません。

むしろ失敗の方向に向かう人は
ライバルが１人減る…であって、
誰も何にも言わないんじゃないでしょうか。

いやそれどころか
あえて失敗の道に誘うような
悪質な情報発信だって少なくありません。

嫌なら辞めちゃえ。
将来のことより今だけ考えよう。
キャリアよりもお金が大事。

こういう甘言に騙されてしまうと
損をするのは自分だけですからね。

言った本人はペロっと舌を出して
馬鹿な奴だと思っていますよ。

自己責任なのですから
自分でリスクマネジメントしないといけません。

自らの環境を嘆くよりも
自らで環境を作ったほうが話しが早いです。

騙されてしまう人って
だいたいが自らの環境を嘆いて
どこかにバラ色の世界があると思って
甘い言葉に乗せられてしまうのですね。

でも、そんな世界なんてなくて、
キャリア上の永遠の旅人になって
彷徨い続けてしまいます。

環境は自分で作るものです。
それをせずして
イニシアティブを握られてしまった人生では
社蓄のように生きるしかなくなるんです。

そこに生きがいはあるのか？

右肩上がりの時代のように
我慢すればいいことがあるわけではないんです。
いずれ早期退職を迫られます。

主体的な活動。
そのために今をいかに未来に繋げるか。

つまらない言い訳を自分に課して
やらないということこそ大きなリスクがあるんですよね。


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