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1番人気と2番人気の曲は必ずライブで演奏してください。

過去にも書いた気がしますがとても大事なことなのでちょっと視点を変えて書いてみます。

ライブではお客さんに人気のある曲は必ず演奏してください。今はSpotifyやYouTubeなどで再生回数がすぐわかります。それはあなたの曲の客観的な評価です。

お客さんは何を求めてあなたのライブを観に来るのか考えてみてください。それは好きな曲を生で聴くためです。お客さんは聴いたことの無い新曲では無く聴き馴染んだ大好きな曲を聴くためにチケット代を払ってあなたのライブを観に決ます。ファンの中にはその曲はもう飽きたから新曲とかもっとレアな曲を聴きたい、という人もいますが心配無用です。コアなファンはあなたが何をやっても喜びます。同じ曲でも演奏における差異を見つけたりなど充分楽しんでくれます。

ライブはまず第一にお客さんに楽しんで貰うものです。ここを勘違いしてる人もライブハウスのバンドにはいます。彼らは自分が楽しめばそれで満足してます。新曲をやれたことに満足してます。まずはお金を払ったお客さんにその対価をしっかり提供できてるかを考えてください。

お客さんは聞き馴染んだ曲を聴くのが好きです。その曲はきっと一度か二度聴いただけで良い曲とわかるタイプの曲です。そういう曲は演奏する側にとっては飽きやすい曲でもあります。

ローリングストーンズのセットリストを見てください。ポールマッカートニーのセットリストを見てください。あなたが生まれる前のヒット曲を未だに演奏し続けています。そして浅いファンやファン以外の人でも楽しめる内容にしようと何十年にも渡って演奏し続けています。

バンドはエンターテイナーです。お客さんに喜んで貰ってナンボの仕事です。音源ビジネスが消えたも同然の現代においては更にその側面が強くなって来ました。あなたはプロのエンターテイナーです。ただのバンドマンではありません。チケットを買った人の前で演奏する時点であなたはプロなんです。まだ人気曲と言えるものが無ければ誰もが知るカバー曲を演奏してください。オリジナル志向だろうがなんだろうが、世界最高のソングライターであるローリングストーンズやポールマッカートニーですらいまだにカバー曲を演奏してます。心配無用です。

そしてその日のライブが成功か否かはあなたが決めることではありません。お客さんが決めることなんです。

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