マガジンのカバー画像

お気に入りアワード2022

7
心に残ったnote記事を紹介する「お気に入りアワード2022」のマガジンです。ノミネート作品を随時キュレーションして年末に受賞作品を決定します。主催者のポートフォリオはこちら。h… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

日々心に灯をともそう

誰の心にも魂の焔が点っています。 ですがその焔も日常のなかで段々と下火となってゆきます。 自らの心の灯火が揺らいだり、小さくなって勢いが弱くなっていると感じたら、その時はすぐに大きな心の焔をたぎらせている人に思いを馳せましょう。実際には近くに会いに行ったり、親しい間柄であれば連絡を取るとよいでしょう。 人は人から影響を貰いながら生きてゆくもの。だから遠慮は要りません。 ここで大切なこと、自分の心が弱っていた場合、自分から心の元気を受けとる予定の人々へと灯がゆき渡らず、

急成長ベンチャーへの"憧れ"は捨てよう

「ベンチャー企業」と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 「若い人が多くてなんだか楽しそう」 「スピード感のある仕事ができて成長できそう!」 …と、ポジティブなイメージを持っている方も少なくありません。 実際、ユニークワンの求人に応募してくれる方も 「ベンチャー企業」であることに大きな魅力を感じてる人もたくさんいます。 しかし、そういう方に私は必ず言います。 「急成長ベンチャーって超超超大変だよ?考え直したほうがいいんじゃない?」 メンバーに聞かれたら怒られるんじ

人生初の書籍出版をして良かった5つのこと

応援しているアルビレックス新潟が勝ったおかげで興奮して眠れなくなったので、このnoteを書き始めることにしました。きっと書き終わる頃には、34歳になっているでしょう。そう、9月15日は私、渋谷修太の誕生日でございます。 33歳を振り返ってみると、気づけば色々やりました。 一般財団法人高専人会の立ち上げ 高専OBOGの絆を深め高専の未来を切り開くべく、財団法人を設立しました! こちらは後日詳しく書きます。 とりあえず高専関係者はこのアカウントをフォローお願いします! ク

IT業界の分岐点に立っている感覚

2010年頃。 今ではSNSと呼ばれる領域で、本当に数え切れないほどのサービスが立ち上がった、活気があり夢があり時代の変化を感じさせられた時代があった。 Instagram、Pinterest、Path、Evernote、Foursquare、Flipboard。 懐かしささえ感じる時代であり、当時はすべての国で次の時代を作ろうと群雄割拠していた。GAFAMという言葉もなかった時代。 テクノロジーの業界は10年スパンで新陳代謝が行われ、時代の分岐点となるという通説があり、

「石の上にも三年」は長すぎる

「石の上にも三年だよ」ーー。 新聞記者1年目の夏、当時担当していたある企業の広報担当の方にそう励まされた。僕は10年間、新聞記者の仕事にかじりついた。 でも、特にITを取り巻く世界では、3年間も石にかじりついていたらダメかもしれない。 ダメというよりも、それ以上に時代が変化するスピードの方が早くて、いつのまにか周回遅れになっているのだ。 塩谷舞さんは有料マガジン「記憶に残る、Webメディアの作り方(塩谷舞)」で、以下のように述べている。(有料なので詳しい中身の説明は控

サマータイムと農業、時計の針を動かすということ

岩手県滝沢村(現在の滝沢市)にある父の実家で、小学校4年から6年の3年間、3世代で暮らした。岩手山の山麓に広がる開拓集落で、祖父母は和牛の繁殖農家、つまり、牛飼いをしていた。 繁殖雌牛十数頭を飼養し、母牛から子牛を取り上げて9〜10ヶ月ほど育成し、家畜市場に出荷する。僕も家族の一員として、祖父が担う朝晩の飼料給与を手伝っていた。作業が終わった後、牛舎の横にある休憩小屋で、よい香りのする牛乳石鹸をよく泡立てて、手と顔を丁寧に洗うのが楽しみだった。 農繁期の夏場は日が長い上、

わざわざのパンを食べる会で、発信とマーケティングについて考えた

わざわざのパンを食べる会が2018年9月26日、東京都港区のRetty イベントホールで開かれました。noteクリエイターによる非公式のオフ会イベントで、当日はnoteでさまざまな表現を発信する方々が集まりました。 イベントでは、薪窯で焼く自家製酵母のパンと暮らしの道具を扱うお店「わざわざ」(長野県東御市)の代表を務める平田はる香さんが登壇。「わざわざが考える『発信』について」テーマにトークを繰り広げました。 参加者はビールやハイボールを片手にわざわざのカンパーニュや食パ