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腸内トリップ〜食事で知るその土地の文化と歴史とあなた


食事は楽しい

フィンランドの朝食

旅行の楽しみと言えば
もちろん

ご当地グルメ
郷土料理、伝統料理

その土地の食事をいただくことは
その土地とその土地の人たちを知るのに
一番手っ取り早い方法のひとつ


食事と私と微生物たちと

タイの朝食

私たちは毎日食事をします

普段と違う食事が続くと
お腹あたりや氣分が
優れなくなったことありませんか

海外旅行へ行くと
急に日本食が恋しくなったりだとか

実は、人間の細胞の数よりも
多く存在するのが腸内細菌(微生物)🦠

私たちが食べる食事は
微生物たちの食事と言っても
おかしくないかもしれません

私が未知なる食べ物を欲しても
私の微生物たちが慣れ親しんだ
食事じゃないものがやって来て
腸の中であたふたしてたりして

「三度の飯はパンがいい」
とか言いながら
パン食が続いたら
お米を欲する私と微生物たちです


微生物たちの目線から

日本の朝食

食事について考えてみると

私たちが慣れ親しむ和食によって
腸内環境ができている

もっと細かく言えば
それぞれの家庭によって
少しずつ違ってはくるだろうけど

日本とその他の国々と比べれば
かなり違ってくるだろう

日本には糀菌によって作られた
味噌や醤油などの調味料があります

糀菌が最良の食事となる
微生物たちが私たちの腸内に
きっと多く存在すると考えられる


人間は食べたものでできているのだ

人間の細胞と腸内細菌の数

普段の食事から
腸内細菌の種類が決まっているということは

その土地の食を知るということは
その土地で生きている人たち
生きてきた人たちの腸内細菌を知ること

腸内細菌(微生物)は
細胞の数よりも多い

微生物たちが私であなた

私たちが食事を摂り
微生物たちの最良の食事となって
心と身体が健康でいられる

だから
人間は食べたものでできているのだ

食事は
あなたをつくるすべてです

その土地で採れる食材で
豊かな食生活を続けてこられた結果が
今の私たちです


食文化は微生物たちとの共生の歴史

微生物たちとの共生

海辺の漁師たちは
魚を保存食にして
山間部へ届けることができました

寒い地域では
夏の間に採れた食材を
保存食にして冬に備えました

人類はお酒造りを通じて
微生物学の発展を遂げました

発酵食品は
微生物たちにとって
最良の食事になります

一方的に微生物たちが好む
食事を選んで食べるだけでなく

私たちは微生物たちと共生して
その土地特有の発酵食品を作り
豊かな食文化を築いてきました


その土地の食文化は
私たちと微生物たちとの
共生の歴史とも言えます


その土地の食事をいただくことは
その土地とその土地の人たちを知るのに
一番手っ取り早い方法のひとつ








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