見出し画像

「転職の思考法」と「お金2.0」の共通点は解放。

しゅんしゅしゅんです。
最近、北野唯我さんの「転職の思考法」を。ちょっと前に、佐藤航陽さんの「お金2.0」を読んで。この2冊の本質は結構重複していると感じた。その共通点は解放である。少しだけ論旨をまとめてみます。

北野唯我さんの「転職の思考法」

労働市場の中で自分を商品としてとらえる。市場価値を高めるためには希少性のある人物にならないといけない。本書の戦略に則りキャリアを構築すると市場でサバイブできる人物となり、自信がつく。市場の中に選択肢がたくさんあることにより会社と対等になれるのだ。対等になると、我慢したり、迎合したり、嘘をついたりしなくてよくなる。

佐藤航洋さんの「お金2.0」

金余りの裕福な時代、欲求が高度化すると資本主義は限界が来る。テクノロジーを土台に価値主義の時代が到来する。トークンエコノミーなど経済システムが分散し、力を持ち始めると、今の金の価値は相対的に下がる。現状の金の経済圏のみに固執することが逆にリスクになる。お金を度外視すると(稼ぐために働くをしなくていいとすると)人は何をしたいのか、どう生きるのか。自分だけの価値(好き)を追求し、複数の経済システムに分散投資
する必要がある。

解放の先にある自由

北野さんは「会社」からの解放を。佐藤さんは「お金」からの解放をうたっている。会社やお金という一つの価値観だけにがんじがらめにされず、多様な選択肢があることを認識した上で、自分はどう生きたいか、自分の価値観は何かを考え抜き、自分で選択するという自由な生き方の重要性を2冊ともが述べているのだ。

***

2冊とも名著です。
解放と選択による自由のマインドセットをした上で、どう選択肢を作っていくのか、どのように自分の好きを見つけるのか(もしくは見つからない場合はどうするのか)の具体的な指南まで及んでいます。

読んでない方は是非読んでください!
生き方のヒントがきっと見つかるはずです。

「お金」「今の会社」の価値が相対的に低くなった時、
あなたは何をしたいですか?どう生きたいですか?

では。


最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらスキ!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。