パワハラ上司と電話した
退院したその日は11月30日。
そう、もったいぶって使ってこなかったかながわPayのポイント消失の日!
体調は絶不調だったけど、ちゃんと照準合わせて退院した自分を褒めたい。危うく1万円無駄にするところだった。
迎えに来てくれた母と一緒に病院を出てすぐにタクシーでビックカメラへ向かい、お目当てのアイテムを手にして気合をいれた。
家電の1万は大きいよ。ありがとう神奈川。
腕は点滴刺されまくりで服が触れるだけでも激痛だけど、物欲満たせたら少し元気がでた。
食べられるものは何かあるかなぁ…と少し食品エリアをうろついてみたけれど、残念ながら口にできそうなものは少なくて、フルーツ、柔らかいパン、おこわとか、マイルドそうなものを買って帰路につきました。
それにしても少し歩くだけで本当に疲れる。
10日以上も病棟内から出てなかったら、当たり前か。
色々買い込んでタクシーに乗り込むと、全然進まない。
どうやらこの日は近くで大きな事故があったみたいだった。
「ちょっと!決戦の前に腹ごしらえしなきゃならないのに!!」っと少し焦りましたが、久しぶりに見る外の景色も満喫できたし、悪くありませんでした。
晴れた日でよかった。
家に着いてゆっくりとご飯を食べて、夕方上司から電話が来た。
もちろん全て録音済み。
彼女はひとしきり
「体調を崩したことで責任感じたりして、それが逆にストレスになるといけないし、もう少しおやすみしても大丈夫ですよ?」
「とにかくストレスを溜めずに過ごしてもらうことが大切だから」
「治さなきゃって気持ちでストレスが溜まってもいけないし、しっかり治るまで休養してもらっても平気だよ」
と、かけてくる言葉に毎回のように「ストレス」という単語が含まれていた。
ん…?????
誰かから何か言われた?!!!?!
コロナで休んだ時に、厚労省のガイドライン無視して出社させようとした人と、本当に同一人物ですか?!?!!!
少し拍子抜け…というか、助かった。ここで言葉で刺されたら、もう社会復帰できないところだった。。鬼の化身と思っていたこの人にも、少しの人の心が残っていたのか、あるいは自分の保身のためか(絶対後者)。
電話は15分程度で終わり、
結論としては12月からは無事に有休が付与されるようになること
しっかり治療と通院は受けられること
週2のリモートができること
なんかを話しました。
以前上司から、「みんなもあなたのこと○○と言ってるよ」というようなニュアンスの指摘を受けてから、チームとの関わり方がわからなくなっていて、試用期間をパスできるかが正直一番不安なところでした。
その不安が解消されたことは、私にメンタルにとってはすごく大きかった。
電話を切って安堵した。
ひとまずよかった…。。。
こんなに体調が悪いのに、入院手術転職活動を並行して続けるのは絶対無理だと思っていたから。
話し合いの結果を友人たちに話したけれど、
「それは良かったけど、されてることは有り得ないから早く転職しな」
とみんなに口を揃えて言われました。
いけない、忘れてた。
また平和ボケをかますところだった。
言われた言葉も傷ついた気持ちも消えない。ひとまずは自分の身体を労わりながら、これからに向けて動き始めなくちゃ。
そう心に決めました。
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