見出し画像

「4次元の世界」を生きるということ。

いつも行っている美容室。高校の時から通っていて、オーナーとはもう10年以上の付き合い。自分が高校生だった18歳の時、オーナーは今の自分と同じ28歳。10年経ち、同じ経営者としての立場で会話なんてするようになった。 この10年で色んな人と出...

Posted by 五木田 穣 on Sunday, August 26, 2012

なんかいいこと言ってる9年前(笑)この時からさらに10年が経とうとしています。オーナー47歳。五木田37歳。オーナー、元気かな。また話してみたい。

18歳からみた、28歳はカッコいい大人だった。実際に28歳になってみたら、まだまだクソガキだった。今振り返る28歳は、情熱で溢れていたと思う。28歳から見た38歳は、さらに大人の男として憧れる存在だった。37歳の今は、だいぶ大人になれた気がする。が、同時にまだまだだとも思う。

情熱の火は、火力は弱くなったかもしれないが、さらに揺るぎないものになってきたと思う。この10年でだいぶ進化したと思う。やっと、言ってる言葉と現実が近づいてきて、目指す世界が、揺るぎないものとなってきています。

孔子先生曰く、

吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順ふ。
七十にして心の欲する所に従ひて矩(のり)を踰えず(こえず) 。

十五歳で、学問を志し始めた。
三十歳で、独り立ちをし、
四十歳で、迷うことがなくなった。
五十歳で、天命を理解し、
六十歳で、人の意見を素直に聞けるようになった。
七十歳で、やっと自分の思うままに行動をしても人の道を踏み外すことがなくなった。

この10年で、さらにいろんな人と出逢い、いろんな事を学んで、色んな失敗をして、色んな経験を積んできた。だから、今という今日がある。

トレーナーとして学び始めた18歳からの10年は我武者羅で無我夢中だった。28歳からの10年は、地に足をつけ、向かいたい方向がより定まってきたと思う。

この過ごした10年に後悔はなく、やれることはやってきたように思う。反省すべき点は多々あるが、反省して精進してきた。まだまだ至らないところはあれど、今の自分に満足している。と同時に、満足しきってはいない。満足してるけど、してない。

矛盾の中にある真理。

この矛盾ぽい言葉のニュアンスが大事で、この言葉の中にある時系列が分かるでしょうか。過去からの今に満足してるけど、時間は流れているから、さらに未来に向けては完成しきっていない。さらに時間は進んでいくので、過去と同じように今からみた未来はさらに成長しているはず。現状に満足して終わるのではなく、未来に向けてさらに精進する。

この世界は「3次元の世界」に「時間」という次元を足した「4次元の世界」ですから、常に「時間」というものが絡んできます。

だからこそ、「時間」を意識して、過ごすことが大切です。

能動と受動。そこにある「時間」。

能動と受動というものも考えたいところです。

Aさんは、Bさんに〜する。
Bさんは、Aさんに、〜される。


これが能動と受動。でも、ここにも時間軸は存在していて、Aさんが、Bさんに何かする時、伝える時に、Aさんの中で起きていることがあります。色んなことを考えた結果、行動を起こす。その影響がBさんに及ぶ。ここにも時間がある。Bさんは、Aさんがされた事を受け、考えることがある。受動から能動にシフトする。ここにも時間がある。

スクリーンショット 2021-09-05 11.28.09

私たちは、生きてるだけで誰かに影響を与えていて、同時に誰かから影響を受けています。影響を受けるのは「受動」だけど、そこから何を想い、何をするかというのは「能動」です。主体性を持って生きる。能動的に生きることが大事です。受身、受動的に生きてるだけじゃあかんのですよ。

主体的に生きるということ。

最初は、受動でいい。でも、そこから能動的に動かないといけない。誰かに何かしてもらうんじゃなくて、自ら〜するようにならない限り、根本的な問題解決にはなりません。「なんとかしてください」じゃなくて、なんとかするのはあなたなんですよ。他人のせいにしてないで、自分の人生を生きなさい。

4次元の世界を生きるというのは、主体的に生きるということです。

時間は常に流れている。だからこそ、今この瞬間を大切に生きる。同時に、未来はこれからやって来るもの。今できなくても、これからできるようになればいい。

悲観的にとらえず、楽観的に捉えればいい。
人は成長するようになっているんだから。

スクリーンショット 2021-09-05 11.43.27

どれくらいの時間がかかるかは人それぞれですが、いつかBさんは能動的に行動を起こすようになる。変われる時がやってくる。成長する時がやってくる。自分自身にも、相手にも、そう信じてあげる事が大切です。そういう姿勢と態度を持つことが大切です。「信頼」と「尊敬」というやつです。

自分に対する「信頼」。これを「自信」という。
自分に対する「尊敬」。これを「自尊心」という。

「自信」と「自尊心」と「自己肯定感」

例えば、病院に行く人、薬に頼る人は典型的な、受動的な人です。受動的だから、治らないんです。病気を治すのは、自分の治癒力ですから。自分の治癒力を高めればいい。誰かに、何かに、依存している限り、治りません。

一応言っておきますが、頼るのと、依存するのは違いますよ。自分の手に負えない時、専門家がいる時は頼っていい。他力も信じながら、自力でできることは自分でやる。なんでもかんでも頼らない。

逆に、何かを提供する側は、何でもかんでもやってあげない。できないことは手伝ってあげて、できることは本人にやらせる。できる!という信頼を持ち、そっと見守ってあげる。それが自立につながる。自分はできるんだという、自信や自尊心や自己肯定感が身につく。

beとdoの違い

も一つおまけに、beとdoの違い
「在る」と「する」。「to be」と「to do」の違い

「be」は自然とそうなっていること。つまり「在り方」
そこに至るまでに、すること。それが「do」です。

良い人になりたい。であれば、良い人になれるような「do」をする。
幸せになりたい。であれば、幸せになれるような「do」をする。

その結果。
良い人である。幸せである。という「be」の状態になる。

「be」にも時間軸が存在し、過去と現在と未来が同時に混在しています。
「do」は現在から未来に→が向かっている。
言語的に現在形と言われるものは、現在進行形と言った方がいいと思う。常に時間がそこにあるから。

まとめ

とにかく何が言いたいかと言うと、
今に満足しつつも満足しない。常に精進すると言うことが大切です。

「今に満足していない」という心は、自分を否定しているのと一緒です。
これでは「自信」も「自尊心」も「自己肯定感」も身に付きません。

自分は否定しない、肯定する。
時間は取り戻せないし、やり直せないのだから、
過去からの今の結果を受け入れ、自分を認める。

四次元の世界を生きるというのは、自分と時間を大切に、
主体的に生きるということです。

「時間」の概念を持って生きるということです。
時間が経つということは、未来が待っているということです。
「未来」は、「未だ来ていない」のだから、いかようにも変えられます。

まず、今に満足する。今に満足しつつも、満足しない。
未来に向かって何ができるかを考え、ひたすら「do」する。
それが、いつか「be」になる。

「do」し続けると、在り方が定まる。
「自ずから然る」ようになる。

自然体であるというのがまた大事です。
無理はしてはいけない。無理なものは無理で、
不自然なものは美しくないですから。

こちらもどうぞ。


最後までお読みいただきありがとうございました! サポートも嬉しいですが、スキやコメントなどのリアクションもいただけると、とても励みになります☆