そばの「切りくず」の使い道
「もったいない」という言葉
私はパワーワードだと思います(笑)
どうも、
うち子です。
「もったいないからこれ食べちゃおう」
「もったいないから、もう少しこの服は取っておこう」
「待っている時間がもったいないから、ストレッチでもしようかな」
という感じで、「もったいない」と思ったら行動しちゃいません?
私もそば打ちの際に「もったいない」と思って始めたことがあります。
それは、
そばの切りくずを捨てないで、美味しく食べる!!
です(笑)
何でそばの切りくずを捨てないで食べるようになったか、の経緯を説明しますね。
私がそば打ちを始めた頃はそば打ちでそばを切る時、そば生地の切りくずとか切れ端の量が多かったんです。
だいたい、普通のお茶碗一杯と半分くらいの量のそばの切りくずが、私がそば打ちをする際に出ていました。
私が出したそばの切りくずは、毎回捨てていました。
ゴミ箱に捨てていました。
お茶碗一杯と半分の量のそばの切りくずをですよ?(もったいない)
考てみれば、そばの切りくずは元は同じそば粉からできたものです。
そば打ちで出来上がったそばの味と、そばの切りくずの味は一緒なはずです。
なので私はそば打ちをする際、美味しいそばを毎回捨てているようで「もったいない」っと思っていました。
そばの切りくずをどうやったら美味しく食べることができるのか……
と、考えていましたが答えは別の所から出てきました。
私にそば打ちを教えてくれた師匠(私が勝手に呼んでいます)が、そばの切りくずの美味しい食べ方を教えてくれました。
そばの切りくずを美味しく食べる方法は2種類あります。
①そばの切りくずを油で揚げる
②そばの切りくずを再度まとめで練りなおし、なるべく平にして焼く
「①そばの切りくずを油で揚げる」方法は、食感が芋けんぴみたいになります。
ポリポリ、ぼりぼり食感です。
1週間くらいは日持ちしますが、日が経つとものすごく硬くなって食べる際に口の中を攻撃してくるので、注意が必要です。
味付に関してはシンプルに岩塩をかけて食うもよし、きな粉をまぶして食うもよし、です。
「②そばの切りくずを再度まとめで練りなおし、なるべく平にして焼く」の方法の場合、ほんのすこーしだけ手を加えます。
めっちゃ簡単に工程をまとめると、
⒈ そばの切りくずに水を足していく
⒉ 耳たぶくらいの柔らかさになるまで生地をこねる
⒊ 円盤状に薄く(5ミリくらい)生地をのばす
⒋ フライパンで両面を焼く
と、こんな感じです。
完成形は、おやきの外側の部分の様な感じです。
そばの切りくずをこねてからのばす際、薄目に生地をのばすと焼いたときにパリパリ食感になり、厚みを残して生地を焼くともっちりと弾力のある食感になります。
そばの風味を感じることができます。
味付けは私の場合何もつけずに食べているので、それぞれのお好みでいいと思います。
今では、そばの切りくずを捨てずに美味しく食べることができているので、「もったいない」なんてことないです!!
是非、お試しあれ。
あっ、ちなみに私は、「②そばの切りくずを再度まとめで練りなおし、なるべく平にして焼いたもの」のについて名前を勝手に付けています。
その名も、
「焼きそば」
です。(※そばの切りくずを焼いたから)
この名前に関しての異論は認めます。
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