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安くていい商品、サービスとかもうやめて|ちょっぴり日本が嫌いになりました。

昨日、2018年度の人手不足倒産が過去最高という記事を見た。前年度比28.6%増の400件なんだとか。人手不足といっても理由はさまさまで、後継者がいない、求人しても人が集まらない、人件費上昇による収益悪化が主な原因だそう。後継者がいない、というのはどうしようもない部分もあるかもしれないが、求人難、人件費アップで苦しくなるような会社はなくなっていいと思う。求人難とか言って安い給与でよろしく、とかムシが良すぎる。給与をアップして人が集まったもの収益悪化とか。人件費を上げた分、自社の商品やサービスの価格を上げられないようなら、その商品やサービスはこの社会に必要ないってことだと思う。高くても価値がある商品、サービスならお金を払う人はいる。

安くていい商品、サービスは、消費者にとっては魅力だけど、極端な話、安いものを求めれば、自分も安い給与で働くことを余儀なくされる。

私なりに気をつけているのは、安いものを買った時はそれなりの品質だということを受け入れること。それがイヤなら高くても信頼できるものを買うこと。そして、安い給与でハードな仕事をさせる会社では働かないこと。そんな仕事がなくならないのは、会社にも問題があるけど、それでも働く人がいるのも原因だと思う。

この4月から新しく特定技能ビザができた。これは人手不足を解消するために外国人を受け入れるためのビザだ。もう安い給与で日本人は働かないから外国人にやらせよう、じゃなくて、日本人、外国人問わず、しっかりと生活できて将来設計もできるような待遇で受け入れてほしい。そのためなら、商品やサービスの価格が上がってもいいと思うよ。

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