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自分を下支えする秘訣は、「いい言葉」にとことん執着すること

執着とは
「1つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと」

じぶんを楽にするために「執着を手放そう」とよく言われますよね。

恋愛のこと、仕事や会社、知人友人、お金やモノ。

「それさ、手放しちゃいなよ。」
なかなか手放せないから苦しみになるんだよ。

でも手放せると、たしかにスッキリ。
心がとたんに軽くなります。

ぼくもこれまで執着にまみれ、格闘しながらも、なんとかアレコレ手放せるようになってきたつもりです。

しかし、たった1つ。
これだけは執着し続けていることがあります。

それは、いい言葉

いいなぁと感じた言葉にだけは執着しています。

じぶんを常に下支えする最高の味方になるからです。

自信を失った時、失敗した時、人間関係がうまくいかなくなった時。

たった一人になった時でも、言葉がぼくを支えてくれました。

それは決してアスリートや偉人の名言とは限りません。

じぶんの仕事やふだんの生活の範囲においても、心に響いた何気ない素敵な言葉というのはあるものです。

・恩人からもらったメールの一文。
・帰省した際にお母さんに言われたひと言。
・お客さんから頂いた感謝の言葉。
・ずいぶん前に妻からもらった手紙にあった言葉。
・ラジオでふと聴こえたどなたかの言葉。
などなど。

むしろ、そういった素朴な言葉にこそ、人は勇気づけられたり、心が温かくなる。そんな気がしています。

ぼくは、いい言葉に出会うとすかさずノートにメモします。

年中メモしているので、ノートを開くと至るところに「いい言葉」がある感じです。

パラパラって過去のノートをめくっているだけで、いい言葉に出会い、元気と勇気が湧いてきます。

たまたま見た「いい言葉」が不思議と今直面している壁を乗り越えるヒントになったりすることもあります。

まさに「いい言葉」がじぶんを下支えしてくれているのです。

たとえば、さっき開いた過去ノートの隅っこには、こんな言葉が書いてありました。

あるお客さんがふとつぶやいた言葉です。

「失敗という穴からしか見えないものってあるよね。」

・・・たしかに。
失敗よ、ウエルカム!そんな気持ちにさせてくれた言葉でした。

今でも、勇気づけられます。

色々な物事を手放すことが賞賛される時代において、ぼくは「いい言葉」だけにはとことん執着したい

そのために、

・いい言葉に出会ったらすかさずメモする
・何度も見返す
・そして、使う

それがどんな時もぼくを下支えしてきた自分なりの秘訣であり、皆さんにもおすすめしたいささやかな習慣なのです。

よかったらご参考に。

それでは、また。


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ありがとうございます。とってもうれしいです。