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勿論ビビりながらでも【親子ふたり旅短距離編 姫路①】


どうも、あらふぉ凸子です。

前回の記事で自己紹介のページの埋込みの仕方がわからなくて電光石火で諦めた事を書きましたがいけました!学び!
喜び勇んで最後の方に貼ってますんでよかったら読んでみて下さい。

11月のはじめの連休前夜、この休み息子ひたぽ(以下ひたぽ)を何処へ連れて行こうかと考えながら、スマホで「関西 子ども お出かけ」を検索しているとチームラボの記事が目に留まった。
開催地のひとつは前から知っていた大阪、もうひとつはなんと兵庫県でやっているという。

これや!行けるやんっっ!わたしは最高の候補地を見つけた喜びでニヤニヤした。
私にとって県外まで車を運転していくのは聳え立つ都会のビルが如くハードルが高く、県内となると急にゴム跳びのはじめの高さぐらいまでお出掛けハードルがぐぐぐいーんと下がる。
兵庫県は馬鹿広いというのに、県内を舐めすぎている。

お気に入りの土偶のフィギュアで遊ぶひたぽにチームラボのキラキラしたページを開いたスマホ画面を見せてお誘いしてみる「こんなところがあるんやけど、行ってみたい?」

ひたぽは、基本、奇妙で不思議なものが好きだ。
しかし今回のチームラボのように比較的好き人口の多いであろう「キラキラしてカラフルなモノ」も彼の好きリストに入っている。
一見ひたぽの好きなモノ達と距離があるように思うけど繋がっているようで今度ひたぽの好きなモノ達、その変遷と派生と繫りについて書いてみようかな。なんか気付くことがあるかも、ないかも。

ひたぽは「いくいく!僕はこんなところにいってみたかってん!」とふたつ返事。

行き先は決まった。
しかし、ひたぽがチームラボの展示を楽しむためには乗り越えなくてはならない障壁がある。
①暗い所
②大きい音
③強い光
④知らない場所
⑤見通しのきかない状況
家族で行った万博公園の息子の愛して止まない太陽の塔の内部観覧で入場してすぐの爆音と演出にパニックを起こし大号泣&叫び散らしながら退出した苦い経験がある。惨敗だった。

後日、息子は憧れた場所に入れなかった事を悔しいと何かの拍子に思い出す度言っていた
大好きというだけでは越えられない壁がある。

だがしかーしっ
壁は越えるためにあるっていうし

決戦に備えて2人で対策を練った
①ヘッドフォンを付ける
音対策 消音するのでなく音を音で砕け!
②タブレットで動画を流した状態で入場
知らない場所対策 見慣れた動画に全集中!
③がっちり抱っこ
母ホールドによる完全なる安心感!
④頭から被れる上着を持って行く
視覚対策 取り敢えず何も見るな!
⑤アカンと思ったらいつでも抱っこで即脱出
先生もゆうてたいつでも逃げたらいい!

全然壁を越える策じゃない
でも壁を避けたり、無視したり、絶対逃亡可能な見通しの安心感で挑むことにした。
もちろんビビりながらやけど

でも次は負けられない。

渋滞を少しでも回避するために朝早くに家を出発してチームラボ展示のある、姫路市立美術館に一番近い駐車場に車を停めたのは午前9時過ぎ。優秀。
入場予約の時間は11時半、それまで姫路公園内を楽しむ予定にしていた。

姫路公園凸子プランは
姫路城→姫路市立美術館→姫路市立動物園
正直、城と動物園はあるからいこか的なノリだった。世界遺産を前にして失礼極まりないんだけど。

すぐその安易なノリを改めた。

城が見えてテンション上がって撮った姫路城

マジでごっつい!デカい!美しい!
圧倒される。
凸子の絶望的な撮影力の無さのせいで、世界遺産白鷺城の素晴らしさが一つも伝わらないのが悔やまれるが仕方無し。

ひたぽが第一声
「このお城は誰の城なの?徳川家康さんのお城?」と聞いてきた。
母答えられず。情けなかったけど徳川家康が出て来た事にビックリした、何故天下の大将軍の名を知っているのだ?

お城の瓦を見ていて前にひたぽと観た「お堀の水全部抜いちゃいました」というTV番組を思い出した。なんだか瓦の家紋の話してたなぁ。
余談だけど、ひたぽは鬼瓦と鯱が好きでこの姫路城では明治から平成の歴代鯱が間近で見れるよう展示されていてひたぽ大興奮だった。
瓦繋がりで興味を引いたのか?

狭間を覗くひたぽと三つ巴紋の家紋の入った軒丸瓦
ひたぽに誰の城か聞かれて後日調べました。笑
明治の鯱
平成の鯱と比べると、命感が凄い。
守り神って思い知らされる。かっこいい。
是非見比べてみてほしい。

天守閣から降りてきて「お菊井戸」を発見。
有名な怪談「播州皿屋敷」でお菊さんが夜な夜なお皿を数える、あの井戸だ。
ひたぽに説明すると、興味津々に覗いていた。そんな怖い所よく覗き込めるな。
ここでも余談ですが、AMラジオから流れる講談師さんの怪談話を聞いて以来、ひたぽは怪談話が好きです。
ひたぽに誘われて、わたし凸子も恐る恐る覗いてみると小銭がいっぱい投げ込まれていました。日本人の水関連の場所への小銭投込み力がこんな所でも発揮されている。池も噴水も幽霊も分け隔てない。お陰でひたぽは幽霊お菊さんは神様になったと思っています。お賽銭的な。

ひたぽはDCD(発達性協調運動障がい)があり、運動が苦手で階段の昇り降りがとてもゆっくりで疲れやすいので城門内の坂道〜城特有のあの絶壁急狭階段を本人が動けなくならないか、周りの人に迷惑をかけないか心配していたけどみなさんやさしく見守って下さって無事初めての天守閣までの往復が出来ました。
杖を持って城門内の坂道もなんなら天守閣までモリモリのぼってはる人達もいたけど、車椅子では難しい。
せめて城門内だけでも金比羅山の石段みたいに籠でエッサホイサしてくれるのがあったら、情緒もあって殿様気分でいいのになぁなんて思ったりした。

城に昇るなら朝イチの比較的人が少ない時間がオススメ!天守閣から降りる頃には昇り側は大行列でぎゅうぎゅうになってました。昇り降りで別ルートで進み、降り階段には一段ごとに滑り止めが設置されていて降りやすかったです♪

城を降りてお土産を買ったりナンヤカンヤで
いよいよ、姫路市立美術館のチームラボの展示へ!

長くなりすぎたので美術館での決戦〜衝撃だらけの動物園のお話は次回にしたいと思います。


読んで下さった方がいらっしゃいましたら
ほんとにほんとに有難うございます。
スキもフォローも静かにめちゃくちゃ喜んでます。
姫路公園の魅力を私なんかじゃ伝え切れないかもしれませんが、とっても素敵で気持ちのいい場所でした。次の話も読んでみてよければみなさん是非足を運んでみて下さい。

自己紹介的な記事です。↓


あらふぉ凸子


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