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テクノロジーの進化による私の未来予測

1 はじめに

太古から、人間の欲求(安心や安全を願い、誰かに認められ、愛され、世に爪痕を残したい)は変わりません。
これから人類、地球がどうなるかはわかりませんが、これまでのところで1つ言えることがあります。
それは、現在(今このとき)がテクノロジーが最も進化しており、そのスピードは今後一層加速するということです。

今一般社会を昭和的価値観で牛耳っている50〜60代が引き、超デジタルネイティブである現在の10歳前後が社会で存在感を出す10〜20年後、社会環境はとてつもなく変化していることでしょう(「イノベーター理論」で言うところの「イノベーターズ(2.5%)」「アーリーアダプターズ(13.5%)」キャズムを超えて「アーリーマジョリティ(34%)」「レイトマジョリティ(34%)」「ラガーズ(16%)」で言うと、スマホは初期から12年、キャズムを超えたあとは5年かかった)。

では、テクノロジー全般(本編はXR、AI、メタバースを中心とします)が生み出す未来について、私なりに予測したいと思います。

2 自分の取り組み

私は、エンジニアなどではなく文系です。例えばAIを冷蔵庫に例えると、「その仕組みは知らないが、冷蔵庫を利用して何を冷やそうか」というスタンスでテクノロジーと接しいます。
まずは、そんな私がテクノロジーのワクワクに惹かれて、第一歩から細々とと行ってきた(いる)ことは次の通りです。
・読書
・「ITパスポート」取得
・ディープラーニング「G検定」取得(合格者コミュニティCDLEの定期参加)
・ノーコードアプリ作成(GLIDE)
・メタバース(cluster)でのワールドの作成、友達作り
・オンラインセミナーへの定期参加(情報収集のため)
・プログラミングのスクール運営

3 今後やってみたいこと

今後(断片的に)やってみたいのは、次の通りです。
・chat GPT
・GPT3で教育コンテンツ作成
・clusterでDJイベント実施、楽曲提供
・データサイエンス検定、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験合格
・メタジョブで仕事する
・HMDを買う(借りる)
・ドローン操縦 
・「wander」で世界旅行
・Unreal Engineを知る
・WEBスクレイピング
・learn from anyone

4 私の未来予測

今後(主に日本で)起こるであろう私の予測は、次の通りです。
ブロックチェーン技術により、就職活動や入試における活動履歴がポートフォリオ化される→AI によって一人ひとりの学習上の活動(受講歴、読書歴など)をモニタリングして、その人の持っているスキルを多面的に評価する。そして、現在持っている知識と未来の職業上のニーズのギャップを明らかにし、コンピューターのアルゴリズムによりそのギャップを埋めてスキルアップのために役立つ講座を提案。→学習歴の蓄積、その後の社会人の学び(リスキリング)も促進
信頼社会が到来し、取引履歴、表彰やボランティア歴などが評価される。SNSや監視カメラ映像、検定なども、その判断根拠となる。監視カメラが整備されるエリアとそうでないエリアが二極化され、治安がよく公共意識の高い地域とそうでない地域が鮮明に分かれる。→今ある「都会か田舎」という概念が「信頼都市と無信頼都市」に代わり、住み分けがなされる。
WEB3やブロックチェーンの技術や考え方が浸透し、分散型・自立型・非中央集権型組織が増加する。誰もがアクセス、及び参加でき、少数に力が集中することなく、複数人が互いに信頼しあえる平等型社会へと変化する。
・WEB3への移行に伴い、情報の価値化が進む。
・株式会社の使命が残るかは不明だが、「儲けること」の価値は低下する。「儲かるかどうか」ではなく、究極的には「好きかどうか」「社会的な意味は感じられるかどうか」という観点が仕事の価値として重視される。
・内省に伴う幸せ社会の到来により、幸福感覚、健康が更に重視される。
・自分の好きなことをして、それで食べていける社会がくる。いろんな理不尽や制約から解き放たれて、人間が自由に生きる。
・AIが最適な勉強法や志望校、選択すべき会社やパートナーなど最適な選択を示してくれる、失敗やミスマッチの少ない社会が到来。
・「情報Ⅰ」の大学入試への必修化による学生のリテラシー向上、ものの考え方に変化(データ・理論主義など)。ビジネス力向上(CRM、ロジックツリー、プレゼンなど)。
・リアルと仮想空間がつながる(デジタルツインで行った模擬試験が、リアルで教師から返却される。メタバースで試着したスーツがARグラスを通じてリアルに投影される。)
・AIが富を集めて、人間へ再分配する。
・人間がAIのペットになり、AIは海中や宇宙に進出する。
・今富裕層が手にしているもの、子供を夢中にさせるものが、一層台頭する(例えばSTEAM教育、オンラインゲームなど)
・様々な仕事が新たに誕生する(ゲノム編集者、メタバース空間創造者、超高齢出産ケア助産師、ウイルストレンド研究家、歩き仲間話し相手、アバター旅行ガイド、信用銀行員、情報格差解決アドバイザー、常識修正家、eスポーツコーチ、VRスポーツスクール経営、ノーコードローコードアプリ指導員など)
・ノーコード、ローコードの普及による、プログラミングの民主化。名刺に代わり、自己作成したアプリによって自己紹介がされる。
・「モノ」から「体験」への価値変化(「アバター」による体験価値の向上)
アカウンタビリティの衰退(判断根拠がブラックボックス化されるAIが台頭し、アカウンタビリティは存在感をなくしてアートや哲学の世界が台頭する)。説明、言い訳ありきの考え方が古くなり、廃れる。
「人」の価値が見直される→課題設定力や「ゼロイチ」を考える力、あるいはクリエイティビティ、人間が感じる愛、違和感、やる気、気持ちとテクノロジーの融合がポイントとなる。例えば「コインパーキングの平均稼働率が何パーセントだったら、ドライバーは常にそこに停めたいとやってくるか」。いつも埋まっているほうが儲けは大きいかもしれないが、ドライバーの満足度は下がる。
・組織の時代から、個の時代、デジタルを売る時代へ。アーティスト、ミュージシャンなど、個人や団体が自分の夢やビジョンに賛同する人を集めてリスクを取った挑戦が増える。株式会社では利益の拡大が最優先となり、いずれか仲間が必要になる。だが、消費者はそのアーティストの(デジタル)作品のファンなのでそこに矛盾が出る。→トークン(NFTやポイント)を発行できる仕組み、プラットフォームに人は集まる。そこで、クリエイターを中心としたファンビジネスが流行する。
・消費者がただのコンシューマからプロシューマー(より生産に関わる)になり、ファンエコノミー(消費者をファンとして巻き込み、成長していく)になる。ゆえに、ストーリーを伝えること、ビジョンで惹き込むことがより大切になる。DAOにより初期から応援してくれたファンにもメリットが得られやすくなり、NFTでそのファンへの独自トークンが発行されることでファン、及びトークン需要も増え、ファンエコノミーが加速する。NFTによりファンがコミュニティ化し、そのコミュニティ内でしか買えないアイテム、そこでしか起こせないイベントなどゲートキープが起こる。コミュニティに所属したければ自らがそこでプレゼンスを発揮し、ときには「そのコミュニティへ人を紹介するのに、10時間かけてトークンを発行する」などもときには起こる。
・物質的豊かさの価値は下がる。物質、ものを作る作業は全て AI がやることになり、人間はになる。暇になった時間を学びに使う。
・芸術や文学の再興(第2ルネサンス)→クリエイターエコノミー、1を10にするのが容易に(テクノロジーによるスキルブースト)、ゼロからイチを生み出せる人間が貴重な存在に。
・VR(HMD)がゲーム市場を飲み込んだあとビジネスや教育分野に進出し、同時にスマホはガラケーのような存在になり、代わりにARグラスが台頭(i一般普及は2026年?)。それぞれが自分の見たい世界を投射(ペットを飼うもよし、ポケモンを捕まえるもよし、眼前の建造物の築年数を見るもよし)。
脳に電極を埋め込む(寝起きが心地よくなる。高級肉の食感と味がえられる。がんの痛みを消すなど)。脳のメンテナンスが普及するので、皆が機嫌の良い快適社会が到来。
・人間が脳にチップを入れることで、記憶詰め込み型の教育が必要なくなる。
・バーチャル空間の普及により、複数人格の入れ替えが可能になる(持って生まれた一つの外見と社会から期待される役割に縛られることは、不自然だと考えられる)。いろいろな面を持つ一人の人間として、その日の気分によって使い分ける。複数の自分がいるから、もし所属するコミュニティが嫌になったら、速やかに別のコミュニティへ移る。

5 メタバースによって実現すること

メタバースについて、実現予測します。
・メタバース内での不老不死→死生観の見直し
戦争(メタバース内だけになる)
・バーチャルヒューマンのCM起用(コスト減)
・10年、20年前の今日に戻り、今この世にいない人などと交流ができる。
・メタバース内でのおしゃれが流行する。そこに5Dが組み合わさリ、着衣物の値段、購入方法などがわかる。現実世界の芸能人のようなカリスマアバターができる。
・接客や講師業、イベントオーガナイザーなどの仕事ができ、お金を稼ぐことができる。
・ワールドクリエイターが重宝され、広告、宣伝も台頭する。
・ルッキズムや年齢、所得や学歴に悩む人を救う。→生きづらさの減少、高齢者の雇用創出、暗黙知の継承につながる。
失敗から学べる。例えば英語だと、いきなりリアルで外国人に話しかけるのは「間違ったら恥ずかしい」とハードルが高くなるが、アバター相手だと失敗への恐怖感が薄れる。学んだ後のディスカッションも、深くなる。教育との親和性が高い。うまくいったものを、リアルに逆輸入できる。
・リアルではできないこと実験できる(例えばベーシックインカムの導入、東京大地震など)。
・様々な追体験疑似体験(結婚、入学式、関ケ原の合戦へ参戦、猫になりきる、太陽に近づく、宇宙空間で生活するなど)ができる。
・(フルトラによる)全ての行動がデータとして記録され、AIと組み合わせることで行動や思考のパターン予測につながる。またそれゆえ、個人の徳や人間性が一層大事になる。
・メタバース内で、デモなど言論活動が盛んになる(一方で警察のようなそれを制御する役目も必要にはなるが、「統制」はメタバースやWEB3、DAOの考え方とは異なる。ゆえに、しばらくはプラットフォーマーが「治安と尖り」のバランスをとることになる)。

6 その他のテクノロジー

その他のテクノロジー(AI、ロボティクス、BMI、NFTなど)についてです。
・レントゲン画像によるがんなどの発見。
・ディープラーニング等の技術を用いた楽曲、絵画などの作品流通とNFTによる証明、eスポーツの流行により、人間の芸術に対する概念やスポーツ競技に対する感覚が変化する。
・「推論探索」「知識表現」「機械学習」(これらをまとめてAI)、機械学習の中の「深層学習(ディープラーニング)」により、あらゆる予測の制度が向上する。
・テクノロジーの民主化により、クリエイター、研究者と名乗る者が増える。
・業務日報の単語を自然言語処理して、成功、失敗ワードを抽出→生産性の向上。
・ドローンによる配達、自分が入りたいと思う時に自動で沸かしてくれるお風呂、遠隔手術、前に立つだけで健康診断をしてくれる鏡。
・ローン、銀行の与信審査
・文章の自動作成、答案の自動採点
・ファッションにおいて、似合いの色味をレコメンド
・不良品の自動振り分け
・チャットボットなどによるコールセンター対応
・社内内線の自動取り次ぎ
・個々人の生活の全動画化、アーカイブ化と自動編集。
・新規出店判断などの意思決定
・見込み客の絞り込み
・病気予測、ヘルスセンシング
・採用マッチング、退職予測(カメラによる表情分析)。
・監視カメラを用いて、困っている人を自動検知
・コンシェルジュの台頭(医療、教育、適職、住まい、情報、旅行など)
・フードテック(調理ロボット、フードデリバリ、植物工場など)の台頭
・脳に刺激を与え、やる気を出す、記憶力を上げる(脳の解明)。
・これまでの人生をふまえ、これからほしくなるものをレコメンド。
・購買履歴から自動決済
・ブロックチェーン型遺言信託(役所に死亡届が出されるとスマートコントラクトが遺言に従って遺産分割、役所や年金事務所への手続きまで一切を自動的に行う)。
・ハプティクスやテレイグジスタンスによる遠隔手術と教育(集合実験授業、美術館巡りなど)
・スケジュールの通知、メールやチャットの通知などアラート機能の拡張。
・自動運転により、運転席がなくなる。その時間的、空間的スペースに英会話講師が同乗など(MaaS)。
・法律や参考資料、文献の自動検出
・動物や昆虫にセンサーを装着し、天災発生前の行動変化をセンシング。→災害の事前予測。
・SNSからモニターされる不満や不安を抽出→自殺対策
・ドローンによる壁の塗装。
・蚊ロボに毒をしかけ、指名手配者を暗殺。
・機械学習が組み込まれた「スマートおもちゃ」
・世界中の遠隔地へと意識をテレポート
・スマートウォッチが汗の成分から血液成分を検出し、病気の早期発見や個々の体によって異なる薬効や食べ物を知る。
・それぞれのアバターが経験したことを、本人の経験として記憶付ける。念じるだけでロボットを動かし、仮想空間で会話。まずいものを美味しいととらえたりすることで、食料不足を解消(全てBMI)。
・GPT3に、過去の偉人データを学習させる。

7 最後に

量子コンピュータをはじめとして、コンピュータのスペック向上によりテクノロジーは加速度的に進化しています。
せっかく良い時代なのですが、そのスピードと世間の認識差は広がっているように思います。
変化のスピードが速すぎて、ついていけません。
ですが、ついていくだけの価値がある分野です。
テクノロジーは我々の生活を進化させ、或いは人間や歴史そのものを変化させることができます。
「宇宙の誕生」など人類が解ききれなかった謎も、じきに解明されるかもしれません。
テクノロジーにより、人間にできること、人間がやるべきこともわかってきました。
その可能性を確信し、できる限り日々キャッチアップします。

ありがとうございました。
しくよろ!


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