全ては育った家庭環境で決まる

神風特攻隊として亡くなった方の遺書を見てた。

印象に残ったのがこの文章。両親宛で表現の仕方は変えてるけど、内容はだいたいこんな感じ。

「カタミというのを僕は残したく有りません。10年後、20年後にそれを見て再び悲しませてしまう事になるから。僕は明日、特効する前に自分の家の上空を飛びます。それが僕の別れのあいさつです。どうか末永くお幸せに。2人の幸せの中から僕を消して下さい。」

学校や社会での虐められて自殺を選ぶ場合、両親がまともならお礼と謝罪を言うのが多い。

毒親なら怨みしか無い。今80代で既に亡くなった両親を怨み続けてる人もいる。

昔の事ばかり言うのは馬鹿らしいという人ほど、その昔のお陰で現在の収入を得ている場合が多い。

親の金で大学へ行き、生活してた人ほどそう言う。

個人の努力ではどうしようも無い事というのは多くて、更にそれは産まれた時代によって左右される。

私が20代の頃、何人もの同世代の人が自殺を選んだ。

経済面からの将来を悲観して。今、それが間違いだったとも思えない。何故なら、年老いてまで苦しまなくて済んだのだから。

生まれ変わって別の、又は全く同じように苦しんでる可能性はあるけれど…。

既婚と出生率が氷河期世代は極端に低くなっているデータを見ても批判出来るだろうか?

そして、少し見直して職場での待遇がましになった頃の既婚と出生率も明らかにデータとなって現れている。

今の年齢だと30代半ばから後半だろうか。

学歴や家庭環境によって変わるけど、仮に同じ状況で産まれたとしても年代によってこんなにも変わるのだ。



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