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苦悩

私は14歳でうつになってから、1つの苦悩を感じている。

それは、一つのことをやり切れなく、様々なことに興味を持ってしまうことだ。
1つのことに達成感を感じられないことだ。

例えば、中学の時やっていた部活。また、英語部など最初はやりたいと思って、始めるがすぐに辞める。往々にして、継続することに苦を感じてだ。

まず、うつになって変化したことを書く。
うつになる前は、志望校に合格という目標を立てて、日夜勉強をできていた。頭の中は、志望校に受かった自分や将来輝いている自分を想像し、集中力も高かった。塾でも1位の成績を記録し、自信を持っていた。

うつになってからは、集中力が一気になくなった。机に向かうことさえできなくなり、様々なことを不安に思ったり、将来を悲観した。私の勉強できるというプライドは地に落ちた。

そこからは、徐々に改善はしていった。机に向かうことはでき、集中状態ではないが、一定の時間1つのことに取り組めるようになった。

しかし、まだ自分は他者と比較して苦悩がある。1つのことを取り組むのに達成感・意欲が湧かないことだ。自分は今後ずっと、物事を深めることができなく、人生を終えるのか(笑)と思っている。

具体的な例を挙げれば、昔は1つのことに昼夜没頭できたが、今は8割できた程で、それ以上はせず、他のことをやる。また、やりたくなったら、再度取り組むという、自称『徐々にタイプ』だ。

今、一度に一つのことに取り組むとなると、集中力が切れ、ダラダラと過ごし、終わらない焦りを感じ、気づいたら時間があっという間に過ぎた絶望を感じる。
そのため、、8割できたら別のこともやって云々、とやると、色々なことをある程度進めたという幸福感と時間を有効に使った効力感を感じる。

じゃあそれでいいではないかと思われるかもしれない。
例えば、組織でサラリーマンをしていた時、この日までに資料を作るとか上司に言われ、1つのことに取り組むのが遅かった。うわ〜向いていないわと思った(笑)
自分にとって効率が良い『徐々にタイプ』でやっていたら、サボっていると思われた。

自分は深く、日夜熱中することで深みに到達している周りの人を見て、羨ましいと思っている。俺は若いこの時間に1つも物事を成し遂げられないかと・・・

中学、高校時代、僕の世界は暗黒だった。視界がモノクロに見えた。高校もあっという間に過ぎてしまった。心の満足度が圧倒的に低かった。隣の席のやつが、テストで点数とって自慢げにしたり、彼女を作って青春を謳歌したり、生徒会で活躍したりしているのを見て、羨ましい、悲しい、怒り、様々な感情が湧いた。

大学時代も、英語部は3ヶ月でフェードアウト。起業のスクールにも行ったが、自分が好まない商材を人に売るのがどうしても無理だった。サークルも続けられたものはなく、何も達成感を感じなかった。

あ〜、このもどかしさを共有したい!と思って、この記事を書いている。


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