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【グアテマラ体験記 Vol.1】日本人女性が地球の裏側にあるコーヒー農園にホームステイしてみた話

はじめまして、いちかです!

私は、大学卒業後1年間のインターンシップを経て、テキスタイル関係のボランティア活動をするためにグアテマラに行っていたのですが、ご縁でGOOD COFFEE FARMS(以下、GCF)のコーヒー農園にて2週間弱ホームステイをしてきました。

コーヒー農園へ行くのは初めて。コーヒーはよく飲むけれど、そのコーヒーがどんな場所で誰がどのように作っているのか想像もつかない。どんな風景、どんな世界が広がっているのか、ドキドキワクワクしながらステイ当日を迎えました!

お世話になったのは、GCFの現地リーダーであるイサイアスとその家族たち。彼らの日常に入り込み、コーヒーはもちろん、食べ物、遊び、方言、地理のこと等たくさんの文化を見て、学んで、感じて、あっという間に時間が過ぎていきました。この体験記で異国の地・グアテマラに少しでも親近感を持ってもらえたら嬉しいです😊


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今回私が訪れた街は、グアテマラ南東部に位置するマタケスクィントラ(Mataquescuintla)。


マタケスクィントラ。

長いですね。笑 イサイアスたち現地の人もこの名前で呼ぶことはなく、コリス(Colis)という愛称を使っています。この地でカリフラワー(スペイン語でColiflor、コリフロール)がよく採れたのが由来だそう。

コリス、響きがかわいらしい!

ただ他の街のグアテマラ人に聞いても、コリスという名前を知っている人はいない、、「マタケスクィントラ!」と呪文を唱えてもほんの数人のみしか知らない。ハラパという県名を言ってようやく理解してもらえるといった具合です。

コリス、一体どんなところなのだろうか。


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好奇心と不安が入り交じる中、コリスにたどり着くと、そこには今まで自分が見てきたグアテマラの街とはまた違う世界が広がっていました。

私は、テキスタイル関係のボランティアに携わっていたこともあり、これまでマヤ人の共同体が多い場所で生活をし、伝統的な衣装を身にまとい、スペイン語(グアテマラの公用語)とは全く異なるローカルの言語を話す方々と接してきました。

ところが、コリスにはマヤ人がほとんどいません。
街では、Tシャツにジーンズといったモダンな格好をする人びとが目立ち、馴染みのあるスペイン語が飛び交っています。


何より現地の方々の人の良さがピカイチなんです!

他の街では、外国人に対する視線を感じたり、中国人だと言われたり、またお金をねだられたりすることもありましたが、コリスの人たちはみな、私を見て笑顔で挨拶してくれたり、通りすがりに「Bienvenida(ようこそ)!」と言ってくださる方もいてとても嬉しかったです。

その話をホストファミリーにしたら、コリスの人たちは観光客を見る機会が少ないから、見かけたらとても嬉しいのだそう😊実際、今回コリスにいた外国人は私一人だけのように感じました。現地の人たちもお互い知らなくても毎回挨拶をしていてそれも微笑ましかったです。


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コリスにあるマーケットには、服や食べ物を売るお店が日本の夏祭りの屋台のようにズラリと並んでいて、子供が店番をしているところもありました。

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コリスには豊かな自然が広がっていて、コーヒーはもちろん、フルーツやトウモロコシ、ブロッコリーなどが至るところで育っています。

到着した次の日にはトウモロコシを収穫させてもらえることに。自然が大好きな私は早速テンションがあがります!

トウモロコシは、日本人にとってのお米と同じくらい大切な生活必需品。
次回はそんなトウモロコシについて書いていきたいと思います。 

つづく。


▼ライター紹介
小谷一華(おだにいちか)
ニューヨーク州立大学オネオンタ校ファッションアンドテキスタイルズ専攻、スペイン語副専攻卒。アメリカのフロリダ州にあるフェアトレードファッション会社で1年間のインターンシッププログラムに参加した後、グアテマラでテキスタイル関係のボランティア活動を約3ヶ月間行ない、2021年10月に日本へ帰国。


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