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働くスピードの閾値の話

宇宙速度 & ワークスタイル

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2つの単語をお題にしてコラムを紡ぐ企画、2単語コラム
今回は「四国」と「キャリア」で考えてみる。

宇宙速度

ロケットが地球の重力を抜け出して宇宙に飛び出すためには、毎秒11.2キロメートルという速度を超える必要がある。
それより低い速度で飛ぶ物体は、宇宙に飛び出すことができない。この”毎秒11.2km”は宇宙速度と呼ばれており、地球上に存在する全ての物体に、この物理法則が適用される。

不思議なことである。
自動車にのって、隣の町に向かうときは時速100キロで走っても、時速10キロで走ってもたどりつくことができる。
もちろん、時速100キロで走った方が早くつくけれど、
時速10キロで走っても時間をかければいつかはたどり着く。

だけど、宇宙に飛び出すためには、
必ず決まった速度以上を出す必要がある。
時間をかければ解決するという問題ではない。
毎秒11.2キロメートルという値を超えない限り、
永遠に宇宙には飛び出せない。

「宇宙速度」という概念は、スピードが閾値を超えるか超えないかで全く事情が変わってしまう場合があるということを教えてくれる。

ワークスタイル

仕事をするときに考える

今自分は自動車を運転しているのか?
ロケットを飛ばしているのか?

仕事を作業と考えるのであれば、マイペースでじわじわ働けばよいし、それでもいつかは作業を終えることができるが、自分自身を今のレベルから脱却させるためには、つまり、宇宙に飛び出すためには、絶対的なスピードが必要となる。
自分のレベルを超えていくためにはロケットにならないと行けない。

毎秒11.2キロを超えるために、
今日も自分のエンジンを爆発させる。


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