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ビックデータを出逢い系サイトで勉強 アメリカの企業研究から

 Dataclysm  クリスチャン.ラダー署

ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実―――ネットの密かな行動から、私たちの何がわかってしまったのか? https://www.amazon.co.jp/dp/4478022992/ref=cm_sw_r_cp_api_i_IefbDbMEBW6XR

  本の紹介です。okキューピッドというアメリカの出逢い系サイトの共同創業者の本です。題名が示す通りハーバード数学科の天才が出逢い系サイトの運営をしながら、そのデータを研究したものになってます。

 出逢い系のデータはお互いがマッチングするための情報であり、行動であるからかなり生々しいデータが上がってくるようです。

① 男性は若い女性が好き

 当たり前ですが、ビックデータにまざまざと結果を見せつけられると苦笑いせざるを得ないし、想像以上でした。

 基本的に女性が魅力的だと思う男性は30歳ぐらいまで少し年上、30歳を超えてくると少し年下となり、全体的には緩やかに上昇していきます。

 しかし、男性はなんと20歳から50歳までほぼ20-22歳の女性を魅力的に感じているようです。あまりに鮮明すぎるデータに驚きです。元気だな、世の男は。実際にメッセージを送る中央値は当然あがるようですが、40歳男性で30歳女性がメッセージを送る中央値になるようです。やっぱり男女の違いは大きいみたいですね。

見辛いですが、下のグラフのドットが濃いところが魅力的に思う年齢が多いとこです。

② 中間の人は評価をされにくい。

 これはビジネスや実生活でも同じかもしれないですね。平凡な人は概して評価されにくいもんです。出逢い系サイトでも両極端な人がもてるようです。魅力的に下から20%の人も上位30%の人と同じぐらい男性からメッセージがあるそうです。マニアックであったり、個性的であったほうが男性から魅力的に見えるようです😊

上の表だと平均点の高いA.BよりC.Dの女性の方が男性からのアプローチが多いみたいです。

③その他

 ちなみに真面目なこともたくさんかかれてます。筆者は数学科の人ではありますが、歴史も好きなようでかなり歴史の話や社会的な考察が書かれています。以下は省略しますが、それぞれデータに基づく精緻な検証をしています。

a.アメリカの人種差別について

b.人種別の言葉や思考のばらつき

c.美しい人が得をする

d.炎上とその心理

e.性的思考と地域性や考え方

f.アメリカ人ピザ大好き

興味のある方は読んでみて下さい!

 

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