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そんなこと歌ってたんかシリーズ

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そんなこと歌ってたんかというマガジンです。アジカンやソロの歌詞についてサクっと軽い気持ちで投稿します。
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解放区

解放区

自由の裏路地で魂が カサカサのまま干からびて
五寸釘で君を呪うくらいなら
僕の名をそっと呼んでくれよ
指で何度も頬骨を撫でて

自由の裏路地で悲しみが したり顔で喚き散らして
コメディのキャストじゃ足りないなら
明日ちょっとだけ顔を貸すよ
笑えなくなっても
指で何度も頬骨を撫でて

「自由の裏路地」という言葉についてずっと考えている(自分で書いた言葉だけど)。僕たちがよく使う「自由」の裏で、一体何

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荒野を歩け

荒野を歩け

背面三回宙返り
着地をミスした道化師の表情が
ちょっと曇ったように見えた
翻る万国旗の合間
祈るよ 彼の無事を

僕たちはどうだろう?

 この部分はオリンピック(セレモニーやパレードかも)をイメージして書きました。なんだか恐ろしい風景だなと思いつつ。さわやかな青春の曲のなかに、ジョージ・オーウェル的なイメージの断片。それが「この世」であり、「世界」でもあるなと。