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呪いをぶちまける歌について

苦しく生きる方法って知ってますか?



それは



呪いの言葉をたくさん聞くことです。




憎しみ 悲しみ 蔑み そういう言葉のことです。



呪いで画像検索してたらほんまに呪われそうで怖くなってきました。



誰かから聞いた言葉はもちろん
自分が言った言葉も
自分で聞いて影響を受けるみたいです。


全部自分の心に吸収されていって
そういう自分になっていくらしいです。


もう完全に呪い!




例えば人と喧嘩して
「死ねよ!」とか「ありえない!」って言ったとして
その瞬間は発散してスッキリするかもしれないけど
そのあとに絶対イライラやモヤモヤが
尾を引いてついてきますよね。


そういう人ってツイッターとか見ても
常に嫌なことを見つけてきて愚痴を言っている。

毒沼に沈んでいくみたいに。



恥ずかしながら僕にもそういうところがあります。
それが少しずつ解決できるようになってきて
今の僕だから思えるのは
やっぱりそういうのはやめた方が幸せだなってことです。



最近では音楽でさえも
とにかく怒りや憎しみをぶちまけて
発散しているだけのものが増えてきていて
僕はなんだかやりきれない気持ちになることがあります。



それでもある程度支持されている人たちは
表現はマイナスに振り切りながらも
根底に愛や救いを求めたりという部分がある気がしていて
だからこそ誰かに響いているんだと思うんです。


1番タチが悪いのはそれの表面にだけ影響を受けている人たちで
とにかく憎しみを叫んで回るみたいな歌を聴くと
もう本当に悲しい気持ちになります。


さっきも言ったみたいに
その時はスッキリしたり、刺激的かもしれないけど
帰り道や次の日にまた嫌だなあと思うことがあって
それにどう対処しようかって時に
負のエネルギーが蓄積されているわけですよ。


そのエネルギーで考えたり動いてしまうと
また別の負を作り出してしまいますよね。



たくさんある中の数曲。
スパイスに使うのは好きです。



もう最初から目的が
呪いをぶちまけてやる!!
ってのを音楽でやってしまうことに
なんとも言えない複雑な感情を覚えます。


僕が誰かのやってることを間違ってるなんて言う資格なんてないですし
そもそも間違ってるとかないのでみんな好きにすればいいし
好きだと思うものを好きだと言えばいいんですけど
自分が発信してるもので自分や聴いてくれる人の心に負の感情を置いていくことが
この人が本当にやりたいことなのかなあと思ったりするのでした。


僕は悲しさも苦しさも怒りも
全部 喜びや優しさを感じる要素にして
一緒に笑っていられるような歌を歌いたいなあ。



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