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虎の穴に突っ込む楽しさ

今日は朝にとある曲制作の案件が来て、夜には弾き語りのデモ音源まで作って提出することができた。

作詞と作曲はだいたい2〜3時間あればできるのが平均だと思っていた。

昔から曲作りに時間がかかったことがあまりなくて、いろんなミュージシャンと話すようになってから初めて僕が平均よりも早いんだなとわかった。

逆にアレンジに関しては無の状態からひねり出さなくてはいけないのでものすごく時間がかかる。

人によっては曲を作りながらバンドサウンドが頭に鳴るらしいのだけど、何百曲も作って来てその感覚は数曲しか味わったことがない。

メロディー、歌詞のハマり、コード。無意識にこの3つに集中して曲を聴いて作って来たんだろうなと思う。

知らない間に構築されていく「センス」というのは何を気持ちいいと思うか、心地いいと思うかで分岐しているのかもしれない。


プロの世界では僕より早く高いクオリティで戦っている人がたくさんいるだろう。

戦略としては強者がいないところに行くのがいいのだけど、高い水準だからこそ競い合えることはきっと楽しい。

アレンジまでできることを広げたい気持ちも大きいけれど、作詞と作曲で虎の穴に突っ込んで行くスピリットも持ち続けながら作って行きたい。

その環境を作り上げるためにアレンジの勉強に今は比重を増やしている。

回り回って学んだことが詞やメロディーにも影響してくるはずだ。

まだまだ成長していきたい。できるようになることが単純に楽しくて嬉しいから。



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