冷静と情熱のあいだ
どうしてこんなことにこだわっていたんだろう。どうしてこんなことに気がつかなかったんだろう。「いったん冷静になる」ということをやると見えてくるものがたくさんある。
最近は編曲ありきの楽曲制作から離れていたのだけど、お仕事案件と、急遽のご依頼があり久しぶりに曲のアレンジをした。
すると前まで頭かかえてウンウンと唸っていたことが「あれ、これでいいんじゃない?」と簡単に解決してしまった。
入れ込んでいる状態というのは自分が思っている以上に視野が狭くなっていて、不合理な判断をしてしまいがちだ。
楽器にしても勉強にしても仕事にしても、離れるとカンを取り戻すのに時間がかかる。ライブハウスでの音響の仕事も月に2回ほどになったのだけど、毎回ブランクを取り戻すところから始まる。
だけど前までどうすればいいかわからなかったことがスッとできてしまった。
逆に何かを始めようとするとき、変えようとするとき、夢だったり恋だったりのスタートはもう酔っ払ってるみたいに情熱的に入れ込んでいないと踏み出せない。
冷静さが想像を超えるじゃまをしてしまうこともある。
冷静と情熱のあいだを行ったり来たりするから、いろんなことに気がつけるのだろうなあ。
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