責任を持たない方がしんどい
第3章ぐらいで読むのをやめてしまって読まなきゃと思っているうちに1章も2章も忘れてしまった本が何冊もある。
テイルズ オブ ファンタジアは何回やっても、ある街まで進んだらやらなくなってしまう。今はパッケージを見てもやりたいとも思わなくなった。
描きかけの絵、作りかけの曲、途中まで見て寝てしまったDVD。
鉛筆も消しゴムも使い切れたことがない。
最後までやりきることは僕にとって最も難しいことのひとつなのかもしれない。
飲み会の途中で周りが酔っ払って悪ノリが増えて、不毛な時間になってきたなと感じても途中で抜けるのが苦手だ。
この仕事辞めたいなと思っていてもなかなか辞めると言い出せなくてズルズルと続けてしまったりする。
これだと思った企画を熱く語りまくったあげく急に冷めてしまったりして、区切りもつけずにぬるっとフェードアウトさせてしまったことも死ぬほどあった。
別れを切り出すのも、何かを断るのも、グッと抑え込んでしまう。
しっかり諦めることは僕にとって最も難しいことのひとつなのかもしれない。
中途半端が楽だと思っていた。
責任から逃れ続けてさえいれば、怒られてもそこまでひどいことにはならないだろうと思っていた。
バイトは絶対に下っ端が良かった。後輩に立場や給料が追い抜かれようとも、それで適当な気持ちで働けるのなら悔しくもなんともなかった。
でも、最近は中途半端ほどしんどいことはないんだなと思う。
責任から四六時中にげ続けなければいけないということは、休む時間がないということだ。
僕がここを守る。僕はこれをやりきる。僕はこう思っている。僕はこれが好き、これは嫌い。
自分のことに責任が取ることが一番楽になれる方法だった。
鬼ごっこの鬼から逃げ続けるのは苦しいけれど、鬼を味方にして一緒に戦えるようになれば最強の戦力だ。
責任を持つというのはとても勇気がいる。
力を見せて戦友になるもよし、きびだんごを鬼にもあげて友達になるもよし、自分に合った責任の持ち方を探していければいいのかなと思う。
僕は責任を持つのがこわい。
まずそれを受け入れることからはじめよう。
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僕の幸せの責任をとる人は僕しかいないんだ。
後藤大
シンガーソングライター/作曲家/文章書き
自分をみとめてあげられる瞬間が好き。
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MUSIC VIDEO https://goo.gl/E1ebEPjlVG
提供曲視聴 https://bit.ly/2EmR6sk
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