客引きされるのがきらい!
「お時間ちょっといいですか?」
支払いをするためコンビニに入ろうとしたところを呼び止められた。
来た。と思った。
銀行のクレジットカードの営業にしろ、道頓堀の居酒屋のキャッチにしろ、客引きで声をかけられるのが大嫌いだ。
「お兄さん居酒屋ないすか?」とみんなが同じセリフでポケモントレーナーが縦列で並んでいるあの道のようにバトルを挑んでくる。いや、もうトレーナーの方が格好もセリフも様々で個性がある。
1回断ったら諦めてくれればいいのだけど "返事をした=こいつは話を聞く" と判断されて食い下がられることが多いから、そういう類の人が近づいて来た時点で無視をする体制に入っていて嫌な顔になっている。
一を見て全を決めつけるのはよくないけど、もう営業の人というカテゴリーがバイオハザードのゾンビみたいに見えていて、やられる前にとにかく撃つ!みたいなマインドになっている。
タクシーはすぐクラクション鳴らすから嫌い。もそれに通ずるところがある。
そういう人ばかりではないし、仕事だから仕方ないのも分かっているけど、こちら側としてはとにかく声をかけられるのも嫌だし、食い下がられた日には求めてもない話に時間を取られるから冷たく対応するようになった。
昨日コンビニの前で営業されそうになり、無視をしたら「10秒だけでも…」と食い下がられた。とっさに「嫌です!」と強い口調で言い返していた。
その後じわじわと後悔が押し寄せて来た。
もう少しやわらかく言えなかったものかと思いながら買い物をしていたら、危うく買い物かごごと店を出て万引きになるところだった。
きっかけは向こうなのに僕が嫌な気持ちになるのも複雑なところではあるけど、そういうモヤモヤは暮らしていたら往々にしておこるものだ。
例えば男女が喧嘩をしたとき、女側が「今その話関係なくね?」ということを次々に持ち出して来て、男はそれに理論で「今その話じゃないよね?」答えてもう取り返しがつかないというようなことがある。
男は整理して解決したいのに対して、女は感情を受け止めてほしいだけだったりする。お互い相手が悪いと思っているうちに糸はもつれにもつれ切るしか無くなってしまう。
そんなとき男の僕が彼女を大切にするってどういうことだろうと考えると、一度理論を捨て去ってその寂しさをとにかく受け入れる努力をすること、その結果でしか愛情は示せないのかもしれない。
「やさしくなりたい気持ちがやさしさ」と人は慰めてくれるけど当人にとっては結果が全てだ。
話は戻って、その営業の人にも後からでも「ごめんなさいちょっと言い過ぎました。仕事頑張ってください」と一言残すだけでも違う結果になったんじゃないかと家に帰ってから思った。
相手を本当に思うのなら結果で語るしかない。
大切にしたい 君を 結果論で。
そんな新曲が出ました。
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聴いてもらえると僕が喜ぶ結果が得られます(笑)
後藤大
シンガーソングライター/作曲家/文章書き
自分をみとめてあげられる瞬間が好き。
Twitter https://twitter.com/gotodai0926
MUSIC VIDEO https://goo.gl/E1ebEPjlVG
提供曲視聴 https://bit.ly/2EmR6sk
Next Live→1/30(月)22:00 ツイキャス定期ライブ
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