胃は、デリケートな臓器です。
『 新学期が始まって憂うつだなぁ 』
『 なかなか、就職が決まらない 』
『 仕事で失敗してしまった 』
『 売り上げが全然増えない 』など、
このご時世、ストレスが溜まることが多々あります。

ストレスを受けると、食物を消化する強い酸性【pH1〜2の塩酸】の胃酸や胃液が、大量に分泌されるため、胃粘膜を、刺激して、胃炎を起こしてしまいます。

また、大きなショックを受けた後などは、いきなり胃粘膜や、十二指腸に穴が空く。吐血や腸管を通過してタールのようになった便がでる。

これが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍です。
自分の粘膜を消化し、内部組織まで抉ってしまう疾患です。

多少の胃が痛むという時は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品で和らげられる場合があります。

乳製品は、飲んだり食べたりすると、他の食品に比べて、長時間、胃粘膜に付着しています。
また、胃液を、薄める効果があるため、胃酸や胃液から胃の粘膜を守る効果があります。

ただ、一時的な効果です。
制酸剤などの胃薬がない時の応急処置です。

　
痛みが続く時は、必ず病院へ行って下さい❗️

胃の痛みが治らないのは…

長期的に痛みが続く場合は、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が疑いありです。

ピロリ細菌は、
　
酸性度が高い胃粘膜の中でも、生息できる細菌です。

胃潰瘍 … 70%
　
十二指腸潰瘍 … 95%

の方が感染していると言われている。
※ 十二指腸潰瘍の真犯人とも言える細菌❗️

細菌の除菌法は、制酸剤と2種類の抗生物質を朝夕2回、7日間連続服用が確立している。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍の治療に関しては、2回の保険適用になっている。

日々、胃の痛みに悩んでいる方は、ヘリコバクター・ピロリの検査をオススメです。病院へ相談しに行ってみて下さい。

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