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ダイエットは単純:決めて、迷わないこと

体重47.40kg、11,301歩。運動ゼロ。

本格的にダイエット*をしたのは一度だけだし、その後その体重・体型を維持するのに苦労をしている私にダイエットを語る資格は、あんまり、ない。が、やっぱり、ダイエットって決めたことを守る、ってことに尽きるな、というのが、長年ダイエッターとして暮らしてきた私の、実感のこもった確信である。

*ダイエット、は英語のdietで、食事療法というか食事習慣という意味で書く。運動は含まない。

ダイエットでうまくいかないというのは、迷いが出た時なんだと思う。「こんなことやっていて本当に痩せるのかしら?」「今このスイーツ一個食べるくらいでダイエット台無しにならないわよね?」そういう迷いが、決めたルールを破らせる。迷ってちゃいけないのだ。

多分、ダイエットのメソッドは関係ない。Tried and Tested(多くの人が実践して実証されている)方法だったら、本当になんでもいいのだと思う。我流はうまくいくかどうかが怪しいので除外するとして、すでにestablishされている方法は、その通りにやれば痩せるものなのだと思う。

問題はその通りにやる、と決めて、迷わず突き進むかどうか、だけだと思う。

私がしたダイエットはいくつものルールがあった。前も書いた朝食を抜くのもその一つ。あとは、間食をしない(=食間にコーヒーを飲むなら、ブラックのみ。カフェラテのようなものはNG。食間にはノンシュガーのFRISKやガムすらNG)、主食の炭水化物(ご飯やパスタ、パンなど)を食べない、など。で、そのルールで暮らしましょう、と言ったときに、何も考えずに守ることができれば、大体結果はついてくるんだと思う。PTAの集まりで誰かが差し入れをしてくれても、ありがとう〜🎵と爽やかにお礼を言いつつ一切口にしない、とか、ランチでパスタ屋さん行こう、と言われてもさらりと断るかパスタ屋行ってしれーっとサラダを注文するとか。体重が減っていたのが踊り場に差し掛かって減らない時など「これでいいのか?」「やっぱり痩せないんじゃないか?」と迷ってその方法を投げ出したくなるが、そこも、悩まず迷わず、ひたすらルール通りにしていれば、また体重は減っていくものなのだ。

問題は、そこまで太っているわけではないが、体重を落とすべき、と思っている時に「ダイエットするぞ」という気持ちに自分を持っていけるかどうか。

たとえば、今の私は10月末から朝食を毎日欠かさず食べるようになって体重が緩やかに上昇していたのだが、上昇傾向には歯止めをかけたい、とは思っても、まだ1kg以内だし…、となかなか決心がつかなかった。中小企業なのでお歳暮もいただくし、出張に行った社員がお土産を買ってきてくれたり差し入れしてくださる出入り業者さんもある。東京で手に入りにくいお菓子をいただいてしまうのをやめる決心がつかないのだ。(私の場合、ほんの少しをちょこちょこ毎日、というのは絶対太る、とわかっていることなのに、である。)

年末年始に確実にたくさん食べる機会が増えることを考えると、今戻しておかなくてどうする!と、12月に入ってようやく「お歳暮のお菓子も出張のお土産も食べない!パンも毎日は食べない!」と決心することができた。それで、なんとか、朝食を食べ始める前くらいのレベルに戻しつつある。これを、続けるのだ。

実は、さらに大きな問題は、目標とする体重に達したあと。もうそれ以上体重を減らすわけではないので、それまでのダイエット生活だと体重が減ってしまって良くないわけだが、ダイエット以前の食生活をするわけにもいかないし、本当に難しい。ダイエットをした友人の多くは、そこが難しくてほとんどの人はリバウンドしていった。私は去年までの朝食を一切食べない時代は基本的にはダイエット生活をして、その代わり、チートデー**を設ける、という形でわりと維持できていたのだが、今年は健康優先で食生活をだいぶん変えているため(結構しっかり食べるようになった)、まだ安定を見出せていない。

とりあえず、今日くらいの体重を一週間維持できたら、だいぶん自信がつくのだけど。

**チートデーについてはまた別の機会に。



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