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やっと親を許せるようになった感じ

1年ぶりに母親に会いました。

一人暮らしを始めて後悔していること

母と生活していた実家を出たのが約1年前。

生活のリズムや価値観が全く合わないので、一緒に住んでいても、ほとんど顔を合わせることさえありませんでした。

話をしても意見が食い違い、3,4回に一度は口論になっていました(一方的に私が怒っていたのですが)。

実家を出てから一人暮らしをしてますが、ホント快適です。

「後悔していることはある?」って聞かれれば、「なぜもっと早く一人暮らしを始めればよかった」と答えますね。

実家を出てから、母から連絡もなければ、私からすることもなく、1年近くが過ぎました。

ある夜、母から電話があった

現在、母は姉夫婦と孫の計3世帯で実家にいます。

これまでとは異なり、賑やかで笑いの耐えない生活を送っていることと思います。

そんな中、ある夜、母から電話がかかってきました。

電話の内容は、おおよそ予想できました。

私は今の実家の状況など皆無に等しいので、一通り話を聞いて、早く切り上げようと決意し受話器を取りました。

やはり、家族間の問題のようで、被害妄想も激しく、家を出たいとのこと。

母はいつも他責思考で、悪口や愚痴が多いです。

ある日、「そんなことばかり言っていて疲れない?」って聞いてみると、「スッキリする。言わないと気がすまない。」とのこと。

その電話では、母には同情をすることもなく、「私には状況が分からないから、何も言えない」と伝え、早々に電話を切りました。

半月後に母に電話してみた

一人暮らしを始めてから、私には大きな変化がありました。

心に余裕を持てるようになり、以前よりも、周りの人たちを受け入れられるようになりました。

相手の態度に不満を感じても、それは自分の相手に対する気持ちが影響しているかも、とまで考えられるようになりました。

そして、すべてが順調に行っているわけではありませんが、私を取り巻く物事が好転していっているのを実感しています。

と同時に、この年になって、両親への感謝の気持が持てるようになりました。

そうなったら、母親に会ってみようかな、って思えてきたのです。

あの電話から2週間ほど経っていました。

会った時に感謝の気持を伝えられるか分かりませんが、取りあえず電話してみました。

久々に母に会って

久々に親に会うと「小さくなった」と感じる人が多いようですね。

でも、私は全くそうは思いませんでした。

反対に、以前の腰の曲がりは治っていて、「あれはきっと、デキの悪い娘に悩んでいた証だったのかな」って思いました。

大きなストレスが1つ減って、身体も楽になったことでしょう。

母の不満話を上手くかわして、最終的には前向きな話ができた感じです。

以前の私ならば1,2時間で切り上げるところ、けっこう長居してしまいました。

私にとって、この世の中で一番相性の悪い人が母親でした(大袈裟に言っているわけではなく)。

そんな考えを取り除くことができて、心がだいぶ楽になりました。

でも、頻繁に会うと依存してしまいがちなので、また暫くは、この気持を大切にして前進していこうかな、って思います。

離れているときのほうが、前向きに考えられることもあるので。







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