my pillow【枕】
は僕を離さない
6時間で目をさますと駄々をこねて
時計のアラートに手を伸ばし
中に入ったmorning callを
リセットして
僕にsecondスリープを促してくる
イビキをかくと嬉しそうに
ナフキンを差し出して
よだれを吸いとってくれる

足元のブランケットは
僕の体温が下がったのを感知して
よじ登ってくると
7,3℃の微熱になるまで
僕をembraceして
thirdスリープを促してくる
girlfriendとのデートは体温を少し高めにして
いかないといけないのが
ブランケットのルールなのだ

目が覚めて
顔洗おうと洗面所に行こうとすると
ねぇ、アレクサ施錠して
部屋のベットがwifiで
洗面所にコンタクトして
僕を締め出す
デート前は9時間睡眠だと
言ってくる
彼女の体温が下がってたら
誰が温めるんだ
と叱責を食らう

仕方なくベッドに戻り僕は
マイピローとベッドの横で
ぐっすり眠る

アラートが
mon cher 、mon cher
モンシェール、モンシェール
愛しい人、愛しい人
と言ってくる
起きていい合図だ
体温計を入れると
7.3℃の微熱である

デートに遅れそうで
身支度をしようと
鏡の前に立つと
顔にできたニキビは映るのを嫌がって
飛び出して庭の肥料になることを選んだ
外の植木鉢を見ると、僕のニキビから
ミニトマトができていて
服に付いた夕食のステインは
girlfriendに見られる前に
空気中の水素に溶け込んで逃げてしまった

スバル360に乗って
彼女をピックアップしようと
車を運転すると僕のウキウキが
道路に飛び移り、
波打った道路は
自慢のストレートを維持できなくなり
先導車両は交通事故をおこしている
近所のデザイナーが
縮毛端正を道路に施そうと
オペレーションを施している
がうまくいかなくて
policeが過去から
ベートーヴェンを呼んで
悲愴を混ぜてもらっている
曲がりすぎたカーヴは
waveしすぎて
方角が分からなくなり
急に出てきたピクシーズが
「where is my mind?」
を歌っていて
tokyoへ向かった電車
はnagoyaへ到着してしまう

僕は仕方なく
自家用ジェットでいくが
解消されない僕のカルマが
悪さをしてmount.fujiが噴火してしまう
すると森の小鳥たちがジェット機に
避難してきて僕にhugをせがんでくる
急いでアガスティアの書の13章を開けると
カルマの解消には小鳥へのhugが書かれていた
僕はカルマ解消のために
たくさんの小鳥とhugしながら
カルマを解消していく

彼女の家の近辺まで来たが
彼女の家にヘリポートがなく
僕はパラシュートを使って
彼女の家に不時着して
シュヌレを食べる

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シュヌレはカヌレの中にシュークリームを入れた
名古屋発祥のスイーツです。