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友人からの素敵な話

遠方に住む友人から電話があった。
ひとしきりなんてことはない話をした後、彼が「実はね…」と切り出した。
持病のある彼から、何か良くないことでもあったのかとドキリとしたが、心配は皆無でむしろ心が温まる良い話だった。


詳細は割愛するが、ざっとまとめると、親子関係が原因で疎遠になっていた彼と彼の両親が10年以上経って再会したという話だ。

友人の話ぶりや声を聞いていると、とても嬉しかったことがわかる。心の中にずっとあった塊がホロホロと砕け流れていったのだろうなと思う。
話を聞いていた私まで柔らかい気持ちになった。

「親子だから最後には分かり合える」も「親子だから余計に憎しみあってしまう」も、どちらも真実なのだろうと思う。

我が家だって人様には言えないようないざこざはたくさんあった。母娘の2人で暮らしている今だって、喧嘩とまでは言わなくとも数日居心地悪く過ごすこともある。

彼もまた、両親と再会してしばらくしてから、喧嘩が勃発してしまったようだ。彼は「自分が100%悪かった」と非を認めた。久しぶりに両親と再会した彼は、小さくなった両親を見て、自分がもう親を導く立場になってしまったことを理解したのかもしれない。その喧嘩も、数日後には解消したようである。

簡単に会える距離ではない彼ら、彼らが互いに会いたいと思う限り、そして会うことができる体力のあるうちに、また会えますように。

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