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スペインのお米を鍋で美味しく炊くために研究した話

留学生活が4か月目を迎えたころ、ピソに引っ越しました。スペインでは日本のように学生が一人暮らしをすることは珍しく、ピソというシェアハウスの暮らし方が主流です。家具や家電、さらにお皿などもついていることを考えれば、とても安上がりだと思います。私は共用バスルームやゴミ出しに関してはいろいろ不満がありますが。

それは置いておいて、ご飯の話です。

ある日、親子丼が食べたくなり、ご飯を炊いてみることに。
以前住んでいた日本人の友達がおいていったレンジで炊ける炊飯ポット?を使ってみたのですが、どうしても芯が残って美味しくできなかったので、お鍋でやってみました。

初めての鍋で炊飯

使ったお米は、ずっとキッチンにある、減らない誰かのお米
水はお米に対して1.2倍くらい
炊き方は、沸騰したら弱火で放置

気付いたらお米がはりついてました(笑)

とれない。。。半日かけてきれいにしました。
炊けたお米がこちら!

ご飯が上に乗ってますが、親子丼です。ご飯の出来は3点/100点

マイ米を買う

スペインに住む日本人の掲示板に、日本のお米に近いお米はSOSとの情報があり、買ってみました!
スペイン人はパエリアを食べることもあるのでスーパーにはお米も売っています!でもアジアから輸入したようなお米はありません。アジアスーパーに行ってください。

カレーのための炊飯

スペインにはカレールーは売っていません。どうしてもカレーが食べたかったので、マドリードの無印で買ってきました。結構高いです。

前回の失敗を活かして、今回は量少な目で炊きました。
焦がさないようにするために、連日ググって参考になりそうなサイトを見つけました。

2つのコツは…
①沸騰したら一混ぜ
②ごく弱火で炊く
これだけです。これだけなんですが、かーなーり常識とは違うと思います。ここはプロの技だと思って一回騙されて見てください。

https://hirosankitchen.com/stainless-gohan-takikata/

この通りに作ったら、本当に焦げませんでした!
少し硬いお米が好みですが、硬めになってしまいました。

カレーなので多少の失敗は許容範囲です。美味しくいただきました。

チキンオーバーライスのための炊飯

チキンオーバーライス、知ってますか?

トルコ発祥で、NYの定番ランチです。地元の仲良しバンドマンの行きつけのアメリカフードのお店でいただいてからファンになった料理です。

お米も次こそうまく炊けると信じて、料理も少し手の込んだものにしてみることにしました。お肉もヨーグルトやスパイスにつけて、、、

大量のチキンをつけたので、多めにお米も炊いて2回分にします。
知らない誰かのマーガリンも入れてみました。

炊けたご飯は、過去一番おいしかったです。でも水の量が1.2倍だとどうしても想像より硬くなります。1.3倍くらいがちょうどいいのでしょうか。マーガリンの風味はゼロです。

盛り付けはセンスが無いのがバレますね。できる最大の力でレシピ通りに作ったのに、完成品はいつものチキオバと違う、、、

余談ですが、次の日残り半分のお肉を焼いて、チキオバ第2弾を食べました。翌日朝、学校を休むほどの発熱・すこし腹痛・頭痛を引き起こしました。何が原因かわかりませんが、この日を境に食欲がなくなりゼリーしか受け付けない生活が1週間続きました。

残ったご飯はチャーハンに

冷蔵庫にある野菜(いつも同じ)を適当に入れて、適当に味をつけてたべるスタイルを貫いています。
この日は、チキオバづくりで余ったご飯を冷凍していたのを使ってチャーハンを作りました。
小学生のころ、お母さんが冷凍ご飯でチャーハンを作るレシピを教えてくれました。一緒に何回も作ったのでそれを思い出して料理してみました。

最近日本に旅行していたスペイン人の友達に、バーモンドカレーの輸入を頼んで、お土産としていただきました。もう一回だけお米を炊く練習をして黄金比を見つけてから、美味しいカレーを作りたいと思います。


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