やりたい事だけやって生活できればこんな幸せな事はないと思いますが、多くの人はやりたくない事をやりつつ、やりたい事をやっているのではないかと思います。

やりたくない事はつまり自分とあまり関係ない事と言えるかも知れません。

でも人が歩んできた道の中で出会った事って、案外関係ないようでいてどこかで役立ったりする事があるような気がします。

学校の勉強って社会でどれぐらい必要なんだろう？専門的な知識さえあれば他は必要ないよねとか、実際は自分と関係ない事に時間を費やすのは自分にとって遠回りするような気持になります。

でも考え方や物の構図、システムや思考、関係ないようでいて関係性があったりする事もあります。

また知らない世界の事を知って何かインスピレーションを得たり、新たな方向性が見えたり。

関係ないと思っていた事を利用できるよう考えたり、見つめ直したりする事もまた良い事なのかと思ったりもします。

絶対ヤダッって事を無理やりやる必要はないと思いますが、冒険できる程度の事ならそれもまた冒険する価値はあるのかも知れません。

専門的になればなるほど余計なものが削ぎ落されていくと思いますが、遊びから学ぶ事も多いと思いますし、遊びの中から発想されたものが良かったりする場合も沢山あります。

実際には、自分が体験してきた事を関係ないと思わず、何か役立てる方法はないのか？と考えるターンが必要で、そこが分岐点なのかも知れません。

そこがないと関係ない事で通り過ぎてしまうだけな気がします。

自分が体験、経験した自分にとって関係なさそうな事って、必要がなければ意外と通過して行ってしまう事が多いかも知れませんが、時折ふと思い返して考えてみるのも良いのかなと思ったりしています。

「関係ない事もいつかは繋がる。」そんな気がします。