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あの頃のニセコにはもう戻らない

先日のニュースで、北海道のニセコのスキー場の物価がえらい事になっているとの記事が載っていたのをご覧になった方もたくさんおられるのではないでしょうか。

最近はすっかりスキーもご無沙汰になってしまいましたが、20年位前(古いぞ!)までは年何回かはスキーに行っておりました。

北海道にスキーに行ったのは後にも先にも1回だけ。

27、8年前だったか・・・ニセコを拠点にして5日位滞在してたかと。

その頃はまあ人もそれなりにいましたが、特に混んで大変ってこともなく。

物価も「いわゆるスキー場価格」って感じでしたので、さして気にもなりませんでしたし、寿司を食べに倶知安駅前に行ってみたり、1日は札幌観光してみたりとか。

確かにその頃と比べてみても、物価が特別上がったワケでもないし、外国の観光客から見ると円安のおかげでむしろ安いとか。

詳しい経済の仕組みとかはわかりませんが、僕には「円安」がどう考えても「いい」とは思えないんですよね。

通貨は自国の国力の証みたいなものという認識なんで、それが安くなって経済が良くなるっていうロジックがピンと来ないですねえ。

まあ、自分が菓子屋なんで円安ってのは輸入材料の仕入れにモロに堪えるからってのもありますが。

外国の観光客の人達に「ニッポンは安くてイイですねー」って言われるのが本当にいいのか、何故そうなのかをしっかり考えないと、という気がするんですがね。

もう、あの20数年前のちょっとのどかな所もあり、美味しい海産がそこそこの価格で食べることのできたニセコはもう戻らないんでしょうし、逆に戻ったら戻ったでマズい事になるでしょうねえ。


#スキー #ニセコ #ケーキ屋 #円安 #北海道

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