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自然に長くつかると何が問題?⑦十勝生活

もちろん、体調も精神的感覚も何もかもが脳のリラックスだし、余計な情報が、はいらない以上脳がクラッシュすることもない、緑が人間にとってどれだけかけがいのないものか?皆が理解しているはず。十勝といえど市内から少しでてしまえば人口密度が極端に少なくなりさびれた感じの街もある。市内にいれば寂しいことはないが、郊外だと人恋しくなる時も多々ある、自身のホテル経営時代の問題として20名ほど東京都⇆北海道を行き来して結果5名ぐらいは永住する事になったが、一般的に東京に居を構えている人間にとって楽しく過ごせていたのはおおよそ4年ぐらいだった。それまではドライブや買い物だけでも道が楽しく、浮かれるものだが、やはり人がいなくなる地域においてはリラックスと同時に寂しさも体感する。場合によっては2、3日人と会わない、、、喋らない、、、独り言も多くなる。人間の脳とはよくできており、刺激がないと「考える能力の低下」を招くこともあるので注意が必要だ。刺激がなさすぎるのも実は問題だったのだ。文化とは首都圏の方が伸びやすい。やはり人と人のジレンマや感性のぶつかり合いで成就する。自然の中すぎると脳はそのように働かない。

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本など読んでいてもすぐに眠くなるか、ボーッとしてしまうのはリラックスしすぎる訳で、電車や都内の公園などの方が本などは不思議と読めるもの。あまり静かすぎると集中力は削がれるのかもしれない。人が皆そのような状態ではないが、東京で脳がパンク状態まで働いた人は、1ヶ月程の十勝平野滞在はその意味でも本当におすすめだ、自然の中に身を置くことは、心の平静や安定を作り出す意味でもおすすめで、コロナ下東京で、リモートワークでパソコンをフル活用している人や作家や小説家には今まさにちょうどいい場所かもしれない。とにかく東京と違うのは時間の流れ。。1日がとても長く感じる。これは不思議に思うのだが、東京のように分単位で仕事をしていると1日がとても早く感じてしまう。脳が集中しすぎて時間の概念が飛ぶからであろう気づけば夜になっている・・なんてことも。十勝の仕事は朝日と共に動き夕日と共に仕事が終わる感じが強い。空間の広さがそのまま時間のゆとりにもつながっているのだろう。

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リラクゼーションは行きすぎるところは癒しが必要無くなることかもしれない。なんせ疲れてないのだから、必要なのは東京などの活性酸素で汚染された身体の人たちが癒しに行くべきで、自然の中に長期に渡り滞在すると、実は排気ガスや雑踏に癒されるなんてことが起こりうる。コロナ状況ではまた話は違うがどうしても人のいない地域に人々の目は向いているのが今のご時世だ。


次回ー 日本で1番静かなオーベルジュ?十勝生活⑧

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